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改悪公開: 2026-09-24情報確認日: 2026-09-24

ダイナースクラブ、対象24券種の年会費を改定。ダイナースクラブカード本会員は24,200円→29,700円(税込)、ビジネス・アカウントカードの年間手数料は対象22券種で5,500円→11,000円(税込)。2026年4月10日以降の口座振替分から、有効期限月ごとに順次適用中

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会員向けの案内は、あいさつのあとにこう書いています。

このたび、昨今の物価上昇に伴い、サービス品質の維持・向上と会員様へのより充実した特典の提供を目指して、年会費の改定を実施することといたしました。

そして適用時期のFAQには、こうあります。

2026年4月10日以降に口座振替となる年会費・年間手数料のご請求分から、新しい年会費・年間手数料が適用されます。

発信は三井住友トラストクラブ株式会社、告知は2025年10月21日掲載で、2026年2月16日に更新されています。

先に結論

これは「これから起きる改定」ではなく、すでに始まっている改定です。

ただし、全員が同時に上がったわけでもありません。年会費はカード記載の有効期限(月)を起点に請求されるため、有効期限が何月かによって新年会費に切り替わるタイミングが1年かけてずれていきます。2026年9月24日時点では、有効期限3月〜8月の会員はすでに新年会費での口座振替時期を迎えている、有効期限9月〜2月の会員はこれから(最後は2027年3月)という段階にあります。

金額の骨格は次の3つです。

上げ幅の率でいちばん大きいのは3つめです。ダイナースクラブカード本会員が+22.7%、プレミアムカード本会員が+15.4%なのに対し、ビジネス・アカウントカードの年間手数料は+100%、つまり2倍です(率は当編集部の計算。公式は率を示していません)。本会員の年会費ばかりが話題になりますが、ビジネス・アカウントカードを持っている人にはこちらのほうが効きます。

そして、同じ告知で新サービスの追加・拡充も案内されています。値上げ単独ではなく、値上げと特典追加がセットの改定です。改善側も後段でまとめます。

対象は24券種。「ダイナースクラブの全カード」ではありません

告知の表に載っているのは24券種です。当編集部は告知ページの生HTMLで見出し要素を数え、非カード見出し2件を除いた24券種が「改定前」「改定後」の各ブロック24個と一致することを確認しています(確認日2026-09-24)。

本会員(基本会員)の年会費

カード 改定前 改定後
ダイナースクラブカード 24,200円 29,700円
ダイナースクラブ プレミアムカード 143,000円 165,000円
ダイナースクラブ ビジネスカード 27,500円 33,000円
ダイナースクラブ ビジネスプレミアムカード 143,000円 165,000円
ANAダイナースカード 29,700円 33,000円
ANAダイナース プレミアムカード 170,500円 198,000円
ANAダイナース スーパーフライヤーズカード 30,800円 34,100円
ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード 170,500円 198,000円
JALダイナースカード 30,800円 34,100円
JALグローバルクラブ JALダイナースカード 30,800円 34,100円
MileagePlus ダイナースクラブカード 30,800円 36,300円
MileagePlus ダイナースクラブファースト 47,300円 52,800円
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード 30,800円 36,300円
BMWダイナースカード 27,500円 33,000円
BMWプレミアム ダイナースカード 143,000円 165,000円
銀座ダイナースクラブカード 27,500円 33,000円
銀座ダイナースクラブカード/和光 27,500円 33,000円
三井住友信託ダイナースクラブカード 24,200円 29,700円
ロータリー ダイナースクラブカード 24,200円 29,700円
京銀ダイナースカード 24,200円 29,700円
京都中央信金ダイナースカード 24,200円 29,700円
ライオンズクラブ ダイナースクラブカード 24,200円 29,700円
ライオンズクラブ ダイナース プレミアムカード 143,000円 165,000円
JTBダイナースカード 24,200円 29,700円

いずれも税込。ダイナースクラブ ビジネスカードとビジネスプレミアムカードは「基本会員」の年会費です。

三井住友信託・ロータリー・京銀・京都中央信金・ライオンズクラブ・JTBの各ダイナースカードは、ダイナースクラブカード本体と同額・同率の改定です(24,200円→29,700円)。

ビジネス・アカウントカードの年間手数料

対象 改定前 改定後
告知24券種のうち22券種(ビジネスカード/ビジネスプレミアムカードを除く) 5,500円 11,000円

税込。この欄がある券種では一律で2倍です。ダイナースクラブ ビジネスカードとビジネスプレミアムカードの2券種だけは告知の表にビジネス・アカウントの欄自体がなく、代わりに「追加会員:無料(4枚まで発行可能)」が変更なしと記載されています。本会員の年会費表の陰に隠れやすい項目ですが、率としてはこの改定でいちばん大きい変化です。

家族会員の年会費が上がるのは4券種だけ

FAQは「家族カードは、以下のカード券種の年会費が上がります」として、4券種を名指ししています。

カード 家族会員 改定前 家族会員 改定後
JALダイナースカード 9,900円 12,100円
JALグローバルクラブ JALダイナースカード 24,200円 26,400円
ANAダイナースカード 6,600円 8,800円
ANAダイナース スーパーフライヤーズカード 11,550円 13,750円

いずれも税込。JAL系2券種・ANA系2券種の計4券種です。ダイナースクラブカードの家族会員(5,500円)、プレミアムカードの家族会員(無料)を含め、それ以外の券種の家族会員は表に「変更なし」と記載されています。ダイナースクラブ ビジネスカード/ビジネスプレミアムカードの追加会員(無料・4枚まで発行可能)も「変更なし」です。

本会員が上がったからといって家族会員も上がったとはかぎらない、という点は明細を見る前に押さえておいてください。

基準は「口座振替分」です

ここを言い換えると誤読になります。告知本文は「2026年4月10日(金)以降の口座振替分から、年会費・年間手数料を改定します」、FAQは「2026年4月10日以降に口座振替となる年会費・年間手数料のご請求分から」と書いています。

「ご利用分」ではありません。単なる「ご請求分」でもなく、口座振替日が基準であることが原文で明示されています。カードを使った日でも、明細が確定した日でもなく、年会費が口座から引き落とされる日で線が引かれます。

例外が1つあります。JALダイナースカードの年会費だけは2026年5月11日以降の口座振替分からです。同じJALダイナースカードでも、ビジネス・アカウントカードの年間手数料は他券種と同じ扱い(翌月振替・2026年4月10日以降)です。

自分はいつから新年会費か

年会費はカード記載の有効期限(月)の翌月に口座振替されます。これを適用スケジュールに当てはめると、次のようになります。

カード記載の有効期限(月) 新年会費で口座振替される月 2026年9月24日時点
3月 2026年4月 すでに済み
4月 2026年5月 すでに済み
5月 2026年6月 すでに済み
6月 2026年7月 すでに済み
7月 2026年8月 すでに済み
8月 2026年9月 すでに済み
9月 2026年10月 これから
10月 2026年11月 これから
11月 2026年12月 これから
12月 2027年1月 これから
1月 2027年2月 これから
2月 2027年3月 これから

JALダイナースカードの年会費は翌々月振替のため、1か月後ろにずれます。

カード記載の有効期限(月) 新年会費で口座振替される月 2026年9月24日時点
3月 2026年5月 すでに済み
4月 2026年6月 すでに済み
5月 2026年7月 すでに済み
6月 2026年8月 すでに済み
7月 2026年9月 すでに済み
8月 2026年10月 これから
9月 2026年11月 これから
10月 2026年12月 これから
11月 2027年1月 これから
12月 2027年2月 これから
1月 2027年3月 これから
2月 2027年4月 これから

「まだ上がっていないから他社の話だろう」と思っている人がいれば、それはまだ順番が来ていないだけ、という読み方になります。逆に、すでに引き落としが終わっている人は、明細をさかのぼれば新しい金額を確認できます。

新規入会・切り替えの場合

ただし公式自身が「2026年2月末までにお申し込みいただいた場合でも、実際の入会が3月以降になる可能性があります」と注意していました。申込日ではなく手続きの完了日が基準です。

限定条件・対象外

改定にも新サービスにも、対象を絞る条件が付いています。告知とFAQに明記されているものを並べます。

改善側もあります

値上げと同時に、2026年4月から新サービスの提供・拡充が始まっています。公式は「グルメ、ヘルス&フィットネスなどのサービスを追加・拡充し、順次ご案内する予定」としており、詳細ページにはグルメ/ゴルフ/ライフスタイル/ショッピング/ビジネス/ポイントの6カテゴリで掲載されています。

なお、これらの各優待が2026年9月24日時点で実際にどう運用されているかは、当編集部は個別ページまでは確認していません。上記は公式の新サービス案内ページの記載です。使う前に、必ず各サービスの最新の案内を確認してください。

告知が触れていないこと

「書かれていないこと」を「変わらない」と読み替えないための整理です。

いま、できること

1. カード券面の有効期限(月)を確認する。自分の新年会費がいつ引き落とされるか(あるいは引き落とし済みか)は、この月だけで決まります。上の表に当てはめてください。

2. 明細で新しい金額を確認する。有効期限3月〜8月(JALダイナースカードは3月〜7月)の人は、すでに新年会費での口座振替を迎えている計算です。いくら引かれたかは明細に出ています。

3. ビジネス・アカウントカードを持っているなら、年間手数料を数え直す。1枚あたり5,500円→11,000円(税込)です。枚数分そのまま倍になります。使っていないアカウントカードがないか、この機会に確認する価値があります。

4. 見直すなら、解約の締め切りは有効期限月の「前月末日」です。年会費は有効期限(月/年)の「月」に請求され、翌月に口座振替されます。したがって有効期限月の前月末日までに解約すれば、次の年会費はかかりません。JALダイナースカードだけは有効期限月の当月末までが条件です。ここを1日過ぎると1年分が動くので、持ち続けるか決めるなら前月のうちに。

5. 年会費特典を受けている人は、特典適用後の金額を確認する。特典は引き続き適用されますが、基本年会費が上がっているため、特典を引いたあとの支払額が上がるケースがあるとFAQに書かれています。

6. 新サービスを使うつもりなら、対象カードかを先に確認する。キャッシュバックは提携カード対象外(三井住友信託ダイナースクラブカードを除く)、コンシェルジュと予約困難店グルメはプレミアム限定です。値上げ分を特典で取り返す前提で持ち続けるなら、その特典が自分のカードで使えるかが先です。

7. 分からなければ専用ダイヤルへ。年会費改定に関する専用ダイヤル0120-234-906(平日9:00〜17:00/土・日・祝休)が告知に記載されています。

カードそのものの評価はダイナースクラブカードのレビューで整理しています。

出典と確認日

年会費表の改定前/改定後は、markdown変換後の本文ではなく告知ページの生HTMLでセル結合(rowspan)の範囲を確認したうえで転記しています。対象券種数も生HTMLの見出し要素を数え、「改定前」「改定後」の各ブロック数と一致することを照合しました(確認日2026-09-24)。

2026年のカード改悪・条件変更の全体像は2026年 クレジットカードの改悪・変更まとめに、施行日順の一覧はカード改悪・変更ウォッチにまとめています。

※本記事は2026年9月24日に公式ページの内容を確認して作成しています。年会費・手数料・特典の内容は変更される場合があります。最新は必ずダイナースクラブ公式の告知でご確認ください。

関連カード

ダイナースクラブカード詳細 →

出典