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改悪公開: 2026-09-10情報確認日: 2026-09-10

セゾンゴールド(年会費優遇型)/ローズゴールド・アメックス、リボ手数料率を15.0%→18.0%に(2027年1月4日引き落とし分から)。既存残高にも適用

本記事はプロモーションを含む場合があります。

2026年9月7日に出た告知です。対象は2枚だけで、公式が挙げているのはセゾンゴールド・アメックスの年会費優遇型とセゾンローズゴールド・アメックスです。どちらも初年度年会費無料・年1回(1円)以上の利用で翌年度も年会費無料(通常年会費11,000円・税込、家族カード1,100円・税込)という条件で持たれているカードなので(公式のカード紹介ページ、確認日2026-09-10)、リボ残高がある人には影響が大きい変更です。

何が変わるか

項目 内容
対象 セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(年会費優遇型)
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
変わるもの ショッピングリボ手数料率(標準・長期・定額コース)
料率 実質年率15.0% → 18.0%
適用開始 2027年1月4日(月)のお引き落とし分から
対象残高 2026年12月14日(月)時点のショッピングリボご利用残高

公式は「キャッシングの料率変更はございません」と明記しています。今回の告知で変更されるのはショッピングリボの手数料率で、分割払いについては告知に記載がありません。

対象カードの読み方には注意が必要です。公式が対象として挙げているのはセゾンゴールド・アメックスの「年会費優遇型」で、年会費有料型のセゾンゴールド・アメックスは対象カードに記載されていません(セゾンゴールド・アメックスには実質年会費無料型と年会費有料型があり、公式FAQも両者の違いに触れています)。自分のカードが優遇型かどうかは、公式FAQによると「お客様情報」→「カード情報の確認・変更」→ワンタイムパスワード入力→「カードご登録情報」の年会費欄に「年会費優遇対象」と記載があるかで確認できます(確認日2026-09-10)。

全員が対象ではありません。まず自分の料率を確認してください

ここを最初に書きます。公式にこうあります。

実質年率15.0%以外でご契約のお客様は今回の変更の対象ではございません。

今15.0%で契約している人だけが18.0%に上がります。対象カードを持っていても、契約している料率が違えば関係ありません。

確認方法も公式が案内しています。「Netアンサー」→「便利な機能」→「お客様情報の確認・変更」で、現在のリボ支払いコースと手数料率が見られます。Netアンサーに未登録の場合は登録が必要です。

今ある残高にも新しい料率がかかります

公式の記載です。

既に保有されている残高含むすべてのショッピングリボご利用残高に対して適用となります。

これから使う分だけの話ではありません。2026年12月14日時点で残っているリボ残高が、そのまま18.0%の対象になります。

上げ幅は3.0ポイントです。残高が変わらないと仮定した単純計算では、残高10万円で年3,000円、30万円で年9,000円手数料が増える計算になります。実際は返済とともに残高が減るのでこれより小さくなりますが、規模感はこの水準です。

いちばん誤解しやすいのは「支払額が変わらないこと」

公式が明記している、この変更のいちばん重要な性質です。

定額コースの場合を除き、手数料率の変更によって月々のお支払額は原則変更されませんが、毎月のリボ残高に対して充当される金額が少なくなります。

毎月の引き落とし額は変わりません。だから通帳を見ても何も起きていないように見えます。実際に起きているのは、その中身の配分が変わることです。

残高30万円・毎月の支払額1万円(手数料込み)という前提で計算すると、こうなります(当編集部による試算。実質年率を12で割った1か月あたりの概算で、実際の手数料は日数の数え方や締め日によって前後します)。

月々の手数料 元本に充当される額
15.0%のとき 約3,750円 約6,250円
18.0%のとき 約4,500円 約5,500円

同じ1万円を払っても、借金が減る速度が落ちます。結果として完済までの期間が伸び、支払う手数料の総額も増えます。「支払額が変わらないから影響ない」と読むのは逆です。

なお定額コースは例外で、公式は「手数料がお客様の指定した金額を超える場合は、手数料を超えるまでご指定の金額に1万円単位で加算した金額がお支払額になります」としています。定額コースの人は支払額そのものが上がることがあります。

対象外になる条件(2026年11月14日まで)

公式は解約による対象外化にも触れています。

2026年11月14日(土)までに当社にご解約の情報が届いた場合、対象外となります。なお、その場合は変更前の手数料率(15.0%)でお支払いいただきます。

Netアンサーから解約した場合はリアルタイムで反映されると公式は案内しています。ただしこれはカードそのものを解約する話なので、年会費優遇や付帯サービスも同時に失います。リボ残高の大きさと、そのカードを持ち続ける価値を比べて判断する話であって、気軽に勧められる選択肢ではありません。

現実的な対策は2026年12月14日までに繰上返済で残高を減らしておくことです。判定日が明示されているので、そこに向けて動けます。なお公式は「既に保有されている残高含むすべてのショッピングリボご利用残高に対して適用となります」としており、12月14日以降に残る残高にも新しい料率がかかります。リボ払いの仕組みはリボ払いとは何かにまとめています。

2026年のリボ値上げ、これで7社目

リボ手数料の引き上げは2026年に相次いでいます。セゾンは、当メディアが確認できた範囲では7社目です(2026年9月10日時点。ここに載っていない会社が改定を発表している可能性はあります)。

発行会社 リボ払い(実質年率) 既存残高への適用
三菱UFJニコス 18.00%→19.80% あり
au PAYカード 18.00%→19.80% あり
JCB 8.04〜15.00%→18.00% なし(利用日基準)
エムアイカード 15.00%→18.00% なし(利用日基準)
小田急OPクレジット 15.00%→19.80% あり
ローソンPontaプラス 18.00%→19.80% あり
セゾン(ゴールド・アメックス年会費優遇型/ローズゴールド・アメックス) 15.0%→18.0% あり

各社の比較と対策は2026年、クレカのリボ・分割手数料が各社で一斉値上げにまとめています。カードそのものの評価はセゾンゴールド・アメックスのレビューとセゾンローズゴールド・アメックスのレビューに、2026年の改定全体はカード改悪・変更ウォッチにあります。

※料率・条件・日付は変更される場合があります。最新は必ずセゾンカード公式のお知らせでご確認ください。自分の契約料率は必ずNetアンサーでご確認ください。

関連カード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード詳細 →セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード詳細 →

出典