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改悪公開: 2026-07-27情報確認日: 2026-09-24

【プラチナ・カード限定】アメックス、海外旅行傷害保険の自動付帯を全廃 2026年10月1日出発分から「旅行代金をカード決済しない場合」の補償が0円に(ゴルフ保険も9月30日16:00終了)

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アメリカン・エキスプレスのプラチナ・カードで、海外旅行傷害保険の自動付帯が終わります。告知の原文はこうです。

2026年10月1日より、プラチナ・カードに付帯する海外旅行傷害保険は旅行代金*をカード決済いただくことが必要となります。

旅行傷害保険トップページの重要なお知らせ欄にも、同じ内容がこう出ています。

(1)2026年10月1日(木)より、プラチナ・カード®会員様向けの補償内容が一部変更となります。 ■変更となるサービス カード決済なしの海外旅行に関する補償

この記事は2026年7月27日に、変更の予告だけが出ていた段階で公開しました。今回、公式の詳細告知ページで改定後の補償額の全表・「旅行代金」の定義・よくあるご質問まで確認できたため、2026年9月24日に全面的に書き直しています。

先に結論

これはこれから起きる改定です。施行は7日後の2026年10月1日(木)。ゴルフ保険の終了はさらに早く、6日後の2026年9月30日(水)16:00です。2026年9月24日時点で公式の旅行傷害保険ページのプラチナ・カード欄を見ると、まだ改定前の「旅行代金をカード決済しない場合、下記の補償が適用されます。」という自動付帯の表が載ったままでした。

中身は3行でまとまります。

つまり、利用付帯側を手厚くして自動付帯を畳む、という組み替えではありません。自動付帯の部分だけが純粋に消えます。

何が変わるか

項目 改定前 改定後
海外旅行傷害保険の付帯条件 自動付帯(決済なしでも一部補償)+ 利用付帯 利用付帯のみ。旅行代金のカード決済が必要
決済なしの場合の補償 基本カード会員に補償あり(下表) 補償なし(0円)
決済ありの場合の補償 傷害死亡・後遺障害1億円ほか 同額で据え置き(1項目も変更なし)
適用開始 ー 2026年10月1日(木)出発の旅行から
ゴルフ保険(プラチナに自動付帯) 付帯あり 2026年9月30日(水)16:00でサービス終了

数字で見る改定前→改定後

補償額の表は結合セルを含むため、markdown変換された本文ではなく生HTMLをセル単位で読み、改定前の2表と改定後の1表を1項目ずつ突き合わせました。

「旅行代金をカード決済した場合」(利用付帯)— 据え置き

補償項目 改定前(基本カード会員様) 改定後(基本カード会員様)
傷害死亡/傷害後遺障害 1億円 1億円
傷害治療費用 1,000万円 1,000万円
疾病治療費用 1,000万円 1,000万円
賠償責任 5,000万円 5,000万円
救援者費用(保険期間最高) 1,000万円 1,000万円
携行品損害 100万円 100万円
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用 1回につき最高3万円 1回につき最高3万円
受託手荷物遅延費用 1回につき最高3万円 1回につき最高3万円
受託手荷物紛失費用 1回につき最高6万円 1回につき最高6万円

この表には「基本カード会員様のご家族」「家族カード会員様」「家族カード会員様のご家族」の欄もあります。ご家族は傷害死亡/傷害後遺障害が1,000万円、乗継遅延等・受託手荷物遅延・受託手荷物紛失は対象外(ー)、その他の項目は基本カード会員様と同額です。家族カード会員様は傷害死亡/傷害後遺障害1億円で、基本カード会員様と同じ構成です。ここも改定前後で数字は動いていません。

「旅行代金をカード決済しない場合」(自動付帯)— 全廃

補償項目 改定前(基本カード会員様) 改定前(ご家族) 改定後
傷害死亡/傷害後遺障害 5,000万円 1,000万円 補償なし
傷害治療費用 1,000万円 1,000万円 補償なし
疾病治療費用 1,000万円 1,000万円 補償なし
賠償責任 5,000万円 5,000万円 補償なし
救援者費用(保険期間最高) 1,000万円 1,000万円 補償なし
携行品損害 100万円 100万円 補償なし
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用 1回につき最高3万円 ー 補償なし
受託手荷物遅延費用 1回につき最高3万円 ー 補償なし
受託手荷物紛失費用 1回につき最高6万円 ー 補償なし

改定後の告知ページに載っている表は「旅行代金をカード決済した場合、下記の補償が適用されます。」の1つだけです。「カード決済しない場合」の表そのものがなくなります。

なお、この自動付帯の対象はもともと基本カード会員様(とそのご家族)だけでした。改定前の表でも家族カード会員様の列は全項目が「ー」です。今回失われるのは、基本カード会員側の自動付帯分ということになります。

判定の基準は「出発日」です

ここが一番間違えやすいところです。基準はご利用分でもご請求分でもお支払い分でもなく、旅行の出発日です。告知のよくあるご質問に明記されています。

出発が2026年9月30日以前で、帰国が2026年10月1日以降の場合、自動付帯の補償は対象ですか。

補償対象になります。

9月中に出発してしまえば、帰ってくるのが10月でも自動付帯のまま扱われます。逆に、付保証明書を先に取っていても出発が10月なら助かりません。

2026年10月1日以降の出発ですが、自動付帯の付保証明書を発行してもらっていました。自動付帯の補償は対象ですか。

付保証明書につきましては、発行日時点で有効であり、2026年10月1日以降の出発は自動付帯の補償対象外となります。

判定するのは付保証明書の発行日ではなく出発日、ということです。利用付帯の付保証明書が必要な場合の連絡先として、告知にはアメリカン・エキスプレス・保険ホットライン 0120-234-586(通話料無料、9:00〜17:00、土日祝休)が案内されています。

すでに発生している事故の請求も切り捨てられるわけではありません。告知には、自動付帯の保険金請求権は請求権が発生した日の翌日から起算して3年、とあります。

改定後の「旅行代金」とは何を指すか

利用付帯になる以上、何を決済すれば補償されるのかが本題です。告知の定義は原文でこうなっています(海外旅行の場合)。

①旅行前に日本国内にてカード決済された、日本出入国のために時刻表に基づいて運航される公共交通乗用具(※1)のチケットやパッケージ・ツアーの料金

②日本国内でのカード決済がない場合、出国後に海外で時刻表に基づいて運行される公共交通乗用具のチケット(※2)の料金

※1の公共交通乗用具は、航空法・鉄道事業法・海上運送法に基づき運行される航空機、電車、船舶などと定義されています。※2には、この場合は購入時点から補償期間終了までが補償期間になる、という注記が付いています。日本国内で決済していれば①、していなければ②という順序で、②は「日本国内でのカード決済がない場合」という前置きのある予備的な扱いです。

告知には「いくら以上の決済が必要か」という最低金額の条件は書かれていません。条件は金額ではなく費目(日本出入国のための公共交通乗用具のチケット、またはパッケージ・ツアーの料金)で決められています。

「旅行代金をプラチナ・カードで払っていない場合にどうすればいいか」についても、よくあるご質問に答えがあります。

ご旅行前に日本国内でプラチナ・カードを利用して、日本出入国のために時刻表に基づいて運行される公共交通乗用具のチケットやパッケージ・ツアーの料金をお支払いください。

ゴルフ保険は9月30日16:00で終了。時刻まで決まっています

同じ告知で、プラチナ・カードに自動付帯していたゴルフ保険の終了も案内されています。当編集部がこれまで扱っていなかった話なので、ここで整理しておきます。告知の本文が書いているのは日付までです。

ゴルフ保険は、2026年9月30日をもって、サービス終了となります。

時刻まで書いているのは公式のゴルフ保険ページのほうです。

「ゴルフ保険」は2026年9月30日(水)16:00をもって、サービスを終了します。

日付だけでなく時刻まで指定されています。判定の基準は事故発生日時で、告知の表はこうなっています。

事故発生日時 ゴルフ保険の対象
2026年9月30日 15:59まで 対象
2026年9月30日 16:00以降 対象外

表の下には「*事故報告の時刻ではございません。」という注記が付いています。報告が遅れても、事故が15:59までに起きていれば対象という読み方になります。実際、9月30日16:00以降に破損に気づいた場合についても、16:00より前にゴルフ場内で生じた破損であることが客観的に確認できる場合に限り補償対象になる、と告知に書かれています。事故報告そのものは、事故発生日から30日以内に保険会社へ連絡する必要があります。

なくなる補償は4本立てです(公式のゴルフ保険ページの記載)。

各補償の保険金額は、公式ゴルフ保険ページでは画像で掲載されておりHTML本文からテキストとして取得できませんでした。当編集部が読み取れていない数字は載せません。金額を確認したい人は公式ページの表を直接見てください。

テキストで確認できた唯一の金額は、第三者賠償責任補償に関する注記です。ゴルフ・カートの所有/使用/管理に起因する事故はゴルフ保険(第三者賠償責任補償)のみの対象で、支払限度額は50万円、という記載があります。プラチナに別途付帯する個人賠償責任保険では対象外という位置づけなので、9月30日16:00以降はカート事故の賠償がどの保険からも出なくなる可能性があります。ここは自分の付帯保険の内訳で確認しておいたほうがいい部分です。

代替策については、告知が明確に否定しています。ゴルフ用品の破損やホールインワン達成時の費用を補償する追加保険は「現時点では」ない、という回答です。カード側で補うことはできないので、必要なら外部のゴルフ保険を検討することになります。

対象範囲と、書かれていないこと

改悪の範囲を広げすぎないでください。告知に書かれている対象は限定的です。

改善点はありません

中立に見るために書いておくと、今回の告知に増額・補償追加は1つもありません。「旅行代金をカード決済した場合」の補償額は、傷害死亡/傷害後遺障害1億円、傷害治療費用1,000万円、疾病治療費用1,000万円、賠償責任5,000万円、救援者費用1,000万円、携行品損害100万円、乗継遅延等3万円、受託手荷物遅延3万円、受託手荷物紛失6万円と、改定前の表と完全に一致しました。生HTMLを結合セル対応でパースして1項目ずつ突き合わせた結果です。「利用付帯側が手厚くなる代わりに自動付帯をやめる」という交換ではありません。

なお公式の旅行傷害保険ページの冒頭には、これとは別に「2026年7月1日(水)より、2026年6月30日(火)までに旅行期間が開始されるご旅行をもって『携行品損害保険』の補償サービスを終了」というお知らせも並んでいます。ただし確認日2026-09-24時点で、同ページのプラチナ・カードの表には携行品損害保険金100万円が残っており、10月1日の告知の改定後の表にも同額で載っています。保険金の種類の説明にも「※一部カードは対象外」と注記されています。この7月の終了はカードの種類によるもので、プラチナ・カードの表からは消えていません。

なお携行品損害保険については、改定後の表にも100万円が残っています。アメックスが2026年7月にグリーン・ゴールド等の携行品損害保険を終了した件で、プラチナは対象外のまま継続、という状態は今回も維持されています。

いま、できること

出典と確認日

以下はすべて2026年9月24日に確認しました。告知ページはcurl(ブラウザUA付き)とmacOS標準のnscurlの2系統で取得し、どちらもtitleとh1が「【プラチナ・カード®】旅行傷害保険一部補償内容変更およびゴルフ保険終了について」で一致することを確認しています(過去にCDNキャッシュ汚染で別の告知が返ってきた事例があるための手順です)。本文中に「延期」「中止」「撤回」「当分の間」はいずれも0件で、旅行傷害保険トップページの重要なお知らせ欄も2026年10月1日実施のまま掲載されていました。補償額の表は結合セルを含むため、markdown変換ではなく生HTMLに対して結合セル対応のパーサを書き、改定前2表・改定後1表・ゴルフ保険の事故発生日時表・よくあるご質問の表をセル単位で出力して突き合わせています。

※条件・日付は変更される場合があります。最新は必ず公式ページでご確認ください。

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