告知の見出しと本文はこうです。
【重要】「ドコモポイ活プラン」「dカード PLATINUM」dポイント進呈条件および「dカード」dポイント進呈率・年会費改定のお知らせ
「ドコモポイ活プラン」および「dカードPLATINUM」に関わる各種dポイントの進呈条件、また「dカード」(「dカード GOLD U」、「dカード GOLD」、「dカード PLATINUM」を除く)の通常決済dポイント進呈率および年会費を改定 します。
年会費無料のdカードを持っている人にとっては、通常のお買い物でたまるポイントが半分になる改定です。dカードのサービスサイトも、2026年10月7日時点で冒頭に「2026年12月以降、各種ポイント還元率・進呈条件と年会費の見直しを予定しております」と掲げています。
変わるのは「dカード」だけ。GOLD U・GOLD・PLATINUMは対象外
まず対象をはっきりさせます。今回の進呈率・年会費の改定は、タイトルのカッコ内が示すとおり「dカード GOLD U」「dカード GOLD」「dカード PLATINUM」を除く「dカード」が対象です。年会費11,000円(税込)のdカード GOLDを持っている人の通常決済は、この告知では変わりません。
逆に言えば、いちばん保有者が多い年会費無料のdカードが、まるごと対象ということです。
通常決済の進呈率: 100円1ポイント → 200円1ポイント
告知の表を引用します。
| 項目 | 改定前 | 改定後 | 改定時期 |
|---|---|---|---|
| 通常決済dポイント進呈率 | ご利用金額100円(税込)ごとに1ポイント進呈 | ご利用金額200円(税込)ごとに1ポイント進呈 | 2027年1月ご利用分から |
(出典: dカード公式告知の改定内容の表。注記番号は省略しています)
現行のサービスサイトは「dカードなら、お買物のご利用金額100円(税込)ごとに1ポイントたまります!」と案内しています。1ポイント1円として見れば1.0%です。これが200円ごとに1ポイント、つまり0.5%相当になります。
適用の起点は請求日ではありません。告知の注記はこうです。
ご利用明細の「ご利用日」が改定日以降のお支払い分より、改定後のdポイント還元率を適用いたします。電気料金などの検針日とは一致しない場合がございます。
利用明細上の「ご利用日」が基準で、電気料金の検針日とは一致しない場合があると明記されています。年末年始に使った分がどちらに乗るかは、明細の表記次第ということになります。
タッチ決済での200円2ポイントは、2027年5月から・カード番号3種限定
「タッチ決済なら元に戻るのでは」と読める記述がありますが、条件が2つあります。告知の文面です。
「dカード」のスマートフォンによるタッチ決済 ご利用の場合、ご利用金額200円(税込)ごとに2ポイント進呈
(クレジットカード番号が「4363」「5344」「5365」いずれかからはじまるdカードのみ対象)
この行の改定時期は、告知の表では「2027年5月ご利用分から」と記載されています。
つまり、
- 開始は2027年5月ご利用分から。進呈率が半分になる2027年1月からの4か月間は、タッチ決済で払っても200円1ポイントです。この4か月は穴埋めがありません。
- 対象はカード番号が「4363」「5344」「5365」で始まるdカードのみ。手元のカードの番号がこの3つ以外で始まる人は、2027年5月以降もこの加算の対象になりません。
ここで言う「スマートフォンによるタッチ決済」の範囲も注記されています。
街のお買物におけるApplePay、GooglePay、おサイフケータイiD利用が対象となります。
「街のお買物」での Apple Pay・Google Pay・おサイフケータイのiD利用が対象です。ネット通販でのカード番号入力による支払いは、この書き方には含まれていません。カードを直接端末にかざす物理カードのタッチ決済も、文面は「スマートフォンによる」と限定しています。
年会費: 前年度に1度も使わないと1,650円(税込)
もうひとつが年会費です。告知の表を引用します。
| 項目 | 改定前 | 改定後 | 改定時期 |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 無料 | 初年度:無料 入会2年目以降:無料 ただし、前年度に1度もご利用(ショッピング、ドコモ利用料金、ETC、キャッシングなど)がなかった場合1,650円(税込) |
2027年1月から (2027年1月以降のご利用有無に基づき、2028年2月お引き落とし分からご請求) |
(出典: 同告知の改定内容の表。注記番号は省略しています)
判定と請求の時期がずれている点に注意してください。判定は2027年1月以降の利用有無、最初の請求は2028年2月の引き落とし分からです。実際にお金が出ていくのは1年以上先ですが、カウントが始まるのは2027年1月からです。
「1度もご利用」の中身も注記があります。
金利・リボ払い手数料などの各種手数料、カード年会費、ETC年会費など一部利用判定対象外の売上がございます。
また、利用判定は、カードのご利用先から弊社に売上情報が到着した日を基準に行います。ご利用日が判定期間内でも、売上情報の到着が判定日までに間に合わない場合、判定の対象外となります。通常はカードのご利用後1~2営業日で弊社に売上情報が到着いたしますが、通販などでは商品発送後に売上情報が送信されることもあり、到着まで1ヶ月以上かかる場合がございます。
判定の基準日は「利用日」ではなく「売上情報がカード会社に到着した日」です。通販では商品発送後に売上が送られるため到着まで1か月以上かかる場合があると、告知自身が書いています。判定期間の終わり際に駆け込みで1回使って条件を満たすつもりの人は、この到着のずれを見込む必要があります。手数料や年会費の請求そのものは、利用としてカウントされません。
上位カードからの切替についても注記があります。
「dカード GOLD U」、「dカード GOLD」、「dカード PLATINUM」からのダウングレードや、クレジットカード番号が「4363」「5344」「5365」いずれかからはじまる新しいdカードへのお切替えについては、切替2年目以降に適用します。
d払い経由は200円2ポイントのまま
今回の改定で下がらない経路も明記されています。
d払い決済(お支払い方法をdカードに設定)の場合は、本改定後もご利用金額200円(税込)ごとに2ポイント進呈となります。なお、その内訳は、d払い基本還元:200円(税込)ごとに1ポイント、およびdカード支払い特典:200円(税込)ごとに1ポイント(期間・用途限定ポイント)の合計となります。
ただし内訳を読んでください。200円2ポイントのうち半分は「dカード支払い特典」で、期間・用途限定ポイントです。期間・用途限定ポイントは使える先と期限が通常のdポイントより狭くなります。この「dカード支払い特典」が期間・用途限定に変わったのは2026年9月1日からで、d払いの「dカード支払い特典」が期間・用途限定ポイントになった件で扱っています。
d払いが使える店なら進呈率は維持できますが、受け取るポイントの半分の性質が変わっている点をあわせて見ておく必要があります。
公共料金・税金はすでに200円1ポイント
今回の告知の注記にこうあります。
公共料金・税金などの一部ご利用先については200円(税込)につき1ポイント進呈となります。
これは今回の改定による変更ではなく、2026年2月1日から適用されている既存のルールです。経緯はdカード、電気・ガス・水道・税金(eLTAX)の還元率を1.0%→0.5%に半減にまとめています。
結果として2027年1月以降は、公共料金・税金と通常のお買い物が、どちらも200円1ポイントで横並びになることになります。これまで「公共料金だけ半分」だった区別が、通常決済側が下がることで消えます。
同時に発表されたポイ活プラン・PLATINUMの進呈条件改定
同じ告知には、dカードの進呈率とは別に2件の改定が載っています。年会費無料のdカードだけを持っている人には直接関係しませんが、同じ日付の発表なので要点を記録しておきます。
1. ドコモポイ活プランの進呈条件(2026年12月ご利用分から)対象は「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「eximo ポイ活」「ahamo ポイ活」です。
| 改定前(2026年11月ご利用分まで) | 改定後(2026年12月ご利用分以降) |
|---|---|
| 各種割引後のご利用料金に対してdポイント進呈 | 各種割引後のご利用料金からポイ活特典の対象決済に対する進呈分を減額した金額に対してdポイント進呈 |
告知が載せている計算例では、ポイ活MAXで月額10,680円(税抜)・割引3,000円(税抜)・対象決済の特典3,500ポイントの場合、ポイント進呈の計算対象額が7,680円(税抜)から4,180円(税抜)に下がります。進呈率そのものは変わらないと明記されていますが、掛ける元の金額が小さくなります。
2. dカード PLATINUMの進呈条件(ドコモでんきGreenは2026年10月ご利用分から、ケータイ・ドコモ光・dカード積立は2026年12月ご利用分から)一律で最大進呈率になる期間が、入会月から12か月後まで→入会月から2か月後までに短縮されます。あわせてドコモ光・ドコモでんきGreenの進呈率が下がり、たとえばドコモ光は入会月から2か月後までが20%→12%、ショッピング利用20万円以上でも20%→12%になります(いずれも地域1)。「ケータイ」のご利用料金に応じてたまるdポイントと「dカード積立」の進呈率には改定がないと明記されています。
年会費の返金申込は2026年12月31日までのエントリーが必要
この改定にあわせて、年会費の返金受付が案内されています。
本改定に伴い、「dカード PLATINUM」をご契約の方、または、「dカード GOLD」かつ「ドコモポイ活プラン」をご契約の方について、ご希望のお客様には年会費の返金のお申し込みを承ります。
対象はdカード PLATINUM契約者、またはdカード GOLDかつドコモポイ活プラン契約者で、2026年12月31日までのエントリーが必要です。該当する人は期限があるので、返金条件と手続き方法を公式の案内ページで確認してください。
発行主体は2026年7月1日からNTTドコモ・フィナンシャルグループ
今回の告知とは別に、dカードのサービスサイトに次の記載があります。
dカードサービスは、2026年7月1日付で株式会社NTTドコモ・フィナンシャルグループ(以下、ドコモFG)に承継いたしました。
dカードへのお申込み後、お客さまにお届けするdカードの券面には引き続き「株式会社NTTドコモ」の名称が印字されている場合がございますが、実際のカード発行主体および提供主体は、2026年7月1日以降、ドコモFGとなります。
券面には引き続き「株式会社NTTドコモ」と印字されている場合があると明記されています。手元のカードの印字と発行主体が一致しないことがある、ということです。当サイトのカードデータもこの承継にあわせて発行会社の表記を更新しました。
告知が触れていないこと
- 現在持っているカードの番号がどれで始まるかの確認方法には触れていません。「4363」「5344」「5365」のいずれかかどうかは、手元のカードかdカードアプリで確認することになります。
- 番号がこの3つ以外で始まるカードを、対象の番号のカードに切り替えられるのか、切り替えの可否や手続きについて、この告知には記載がありません。年会費の注記に「新しいdカードへのお切替え」という表現は出てきますが、切替手段の案内はありません。
- dカード GOLD Uの通常決済については、今回の対象外と書かれているだけで、別途改定があるかどうかは書かれていません。
- 施行日そのものについて、告知は「改定日時は、変更となる場合がございます」と注記しています。
まとめ
| 項目 | 現在 | 2027年1月ご利用分から |
|---|---|---|
| 通常決済(dカード) | 100円ごとに1pt | 200円ごとに1pt |
| 公共料金・税金 | 200円ごとに1pt | 200円ごとに1pt(変更なし) |
| スマホタッチ決済 | 100円ごとに1pt | 200円ごとに1pt →2027年5月ご利用分から200円2pt(カード番号4363/5344/5365始まりのみ) |
| d払い(dカード設定) | 200円ごとに2pt | 200円ごとに2pt(半分は期間・用途限定) |
| 年会費 | 無料 | 初年度無料・2年目以降も無料 ただし前年度に1度も利用がないと1,650円(税込) (請求は2028年2月引き落とし分から) |
| 対象外の券種 | — | dカード GOLD U・dカード GOLD・dカード PLATINUM |
年会費無料のdカードをメインのお買い物用に使っている人は、2027年1月から基本の還元が半分になります。タッチ決済での加算は2027年5月まで始まらず、始まってもカード番号による対象の線引きがあります。d払いが使える店ならd払い経由で200円2ポイントを維持できますが、その半分は期間・用途限定ポイントです。
ドコモ経済圏の外でも使うメインカードとして持っているなら、2027年1月までに他の選択肢と比べ直す時間はあります。当サイトの年会費無料カードの比較もあわせてご覧ください。
なお施行日は変更される場合があると告知自身が注記しています。当サイトでも公式告知を継続して確認し、変更があればこの記事を更新します。