ジャックスの告知はこう書き出されています。
このたび、ラブリィポイントならびに当社発行クレジットカードのポイントプログラムにおける、ポイント付与対象外となるご利用先を以下のとおり追加いたします。
2026年6月29日付、株式会社ジャックス名義です(確認日2026-09-19)。
先に結論を書きます。これは「これから起きる改定」ではなく、すでに始まっている改定です。適用は2026年9月1日(火)ご利用分からで、ポイントの付与は2026年10月分から反映されます。9月に交通系ICへチャージした分は、すでに対象外になっています。
新たにポイントが付かなくなった5つ
告知が挙げているのは次の5つです(原文の表記のまま)。
- 交通系IC(Suica・PASMO・ICOCA)
- JALPay
- ANAPay
- FamiPay
- WAONチャージ
影響がいちばん大きいのは交通系ICへのチャージでしょう。通勤定期の更新やオートチャージをジャックスのカードに寄せていた人は、毎月の固定的なポイントがそのまま消えます。
ゴールド以上は継続します
ここは見落とされやすい点です。告知は次のように明記しています。
ゴールドカード・プラチナカード・ワールドエリートについては、今回新たに追加したご利用先のポイント付与を継続いたします。
つまり今回の対象外化が効くのは、ゴールド未満のカードです。ゴールドカード・プラチナカード・ワールドエリートを持っている人は、交通系ICもJAL Pay・ANA Pay・FamiPay・WAONチャージも、これまでどおりポイントが付きます。
ただし「今回新たに追加したご利用先」についての継続という書き方なので、下の「もともと対象外」のリストまで継続されるとは告知に書かれていません。そこは分けて読む必要があります。
もともと対象外だったもの
告知は、現在すでに対象外となっている利用先もあわせて挙げています。
- Edyチャージ
- nanacoチャージ
- Kyashチャージ
- WebMoneyチャージ(告知の注記に「WebMoneyには、au PAYのチャージを含みます」とあります)
- TOYOTA Walletチャージ
- スマイルマネーへのクレジットチャージ
au PAYへのチャージは「WebMoneyチャージ」に含まれる形で、以前から対象外です。名前が違うので自分のカードが対象か判断しづらいところですが、告知が明示しています。
今回の追加とあわせると、主要な電子マネー・コード決済へのチャージは、ゴールド未満のカードではほぼ全滅という状態になります。
いま、できること
- 交通系ICのオートチャージをジャックスのカードに設定している人は、設定を見直す。9月分からすでにポイントが付いていないので、10月のポイント付与を見れば実際の影響が確認できます。
- ゴールド以上を持っているなら、チャージはそちらに寄せる。今回追加された5つは継続対象です。
- 明細で「ポイント対象額」を確認する。利用額とポイント対象額がずれていれば、対象外の利用が含まれています。
ジャックスは2026年に3つの改定を出しています
この改定だけを見ると小さく見えますが、ジャックスは同じ年に負担の増える改定を続けて出しています。
- リボ・分割手数料の引き上げ(リボ16.80%→18.00%、すでに適用済み。2026年4月30日までのリボ残高にも遡及)。詳細はジャックスのリボ・分割手数料引き上げにまとめました。
- 年会費の値上げ(本人会員+275円・家族会員+110円、2026年10月1日以降のご請求分から。JACCS CARD(旧アルペングループカード)だけ+550円・+220円)。詳細はジャックスカードなど6カード群の年会費値上げにまとめました。
- 今回のポイント付与対象外の追加(2026年9月1日ご利用分から)。
手数料・年会費・ポイントの3方向で同時に効いています。ジャックスのカードを持っている人は、3つまとめて自分に当てはまるかを確認しておくのが安全です。
出典と確認日
- ジャックス公式「ポイント付与対象外となるご利用先追加のご案内」(2026年6月29日付)。確認日2026-09-19。
2026年のカード改悪・条件変更の全体像は2026年 クレジットカードの改悪・変更まとめに、施行日順の一覧はカード改悪・変更ウォッチにまとめています。