クレディセゾンは、カード代金の支払いが期日までに確認できなかった場合の回収事務手数料420円(税込)を新設します。2026年8月4日(火)請求分からで、対象はクレディセゾンが発行する個人カード全種です。うっかりの残高不足でも発生するため、引き落とし口座の管理がこれまで以上に重要になります。
何が・いつから変わるか
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手数料 | 1回あたり420円(税込) |
| 開始 | 2026年8月4日(火)請求分から(利用分ではなく請求分=支払期日ベース) |
| 対象 | クレディセゾン発行の個人カード全種(法人・ビジネスカードは本告知の対象外) |
| 実際に請求される時期 | 滞納した月の翌々月の支払日 |
| 複数カードで遅延した場合 | 請求は420円のみ |
| 遅延損害金 | 別途発生(請求のタイミングも異なる) |
公式が挙げている例は「2026年8月4日(火)請求分のお支払いが間に合わなかった場合、2026年10月5日(月)に本手数料を請求いたします」です(原文ママ)。支払日は毎月4日で、土日祝の場合は翌営業日になります。
※正確な条件は必ずセゾンカード公式のお知らせとガイドページでご確認ください(確認日2026-08-01)。
見落としやすい2つの点
1つ目は「8月から毎月420円かかる」わけではないことです。8月4日は最初に対象となる支払期日で、そこで払えなかった場合に手数料が立つのは10月5日です。「8月にいきなり請求が増える」と読むと誤解になります。
2つ目は対象外の条件です。公式のお知らせは「※一部、本手数料の対象とならない場合がございます」とだけ記載していますが、ガイドページでは「ご請求内容にショッピング取引がないなど、一部、本手数料の対象とならない場合がございます」と具体化されています。
なお、この手数料は永久不滅ポイントの付与やカード利用特典の対象外です。利用明細には「回収事務手数料(8月分)」のように表示されます。
影響を受けるのはこんな人
- セゾンカードの引き落としで残高不足を起こしたことがある人
- 給与口座と引き落とし口座が分かれていて、入金のタイミングがずれがちな人
支払日は毎月4日(土日祝は翌営業日)です。前日までに残高を用意しておくのが確実な対策になります。
この動きは業界全体に広がっている
支払い遅延時の手数料新設は、セゾンだけの動きではありません。au PAY カードも2026年8月4日から支払い遅延時の事務手数料(1件495円・税込)の請求を開始します。一方で、ビューカードは同種の回収事務手数料440円について、2026年7月31日に「当分の間、請求しない」と延期を発表しました(詳しく)。同じ「遅延手数料の新設」でも、会社ごとに進み方が違います。
「還元率が下がる」タイプの改悪と違い、この種の手数料は普段は気づかないが、一度つまずくと確実にコストになるのが特徴です。2026年は手数料の新設・値上げが目立つ年になっています(詳しくは【独自集計】2026年のクレジットカード改悪を数えて分かったこと)。