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カードの選び方

コンビニで得なクレジットカードはどれか。セブン・ローソン・ファミマ別に9枚の還元率を比較し「最大7%」の中身を分解する

更新日: 2026-08-22データ確認日: 2026-08-22執筆: CardLens編集部

年会費・還元率などの数値は発行会社の公式サイトで確認し、確認日を記載しています。詳しい検証の手順は編集方針(データの集め方と確認ルール)をご覧ください。

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コンビニの還元は、持っているカードの種類よりも「どの店で、どう払うか」でほとんど決まります。先に結論から書きます。

つまり「1枚でコンビニ全部が得になるカード」は存在しません。よく行く店が1つに偏っているなら店系のカード、3社をまんべんなく使うなら一律1.0%のカード、というのが素直な分け方です。以下、9枚を店別に並べ、7%の内訳、上限、対象外、ポイントの種類まで、各社公式で確認した内容(最終確認日2026-08-22)で整理します。

一覧比較 セブン・ローソン・ファミマの還元率

カード セブン-イレブン ローソン ファミリーマート 貯まるポイント
三井住友カード(NL) 7%(条件達成で最大10%) 7% 0.5% Vポイント
セブンカード・プラス 最大10%(セブン銀行口座指定で最大11%) 0.5% 0.5% nanacoポイント
JCBカードW 優待店(J-POINTパートナー)対象・要登録 1.0% 1.0% J-POINT
ローソンPontaプラス 1% 1〜6%(10日・20日は6%) 1% Pontaポイント
楽天カード 1.0% 1.0% 1.0% 楽天ポイント
PayPayカード 1.0% 1.0% 1.0% PayPayポイント
dカード 1.0% 1.0% 1.0% dポイント
イオンカード 0.5% 0.5% 0.5% WAON POINT
ファミマカード(参考) 最大5%割引 ファミマポイント

三井住友カード(NL)の7%はコンビニではスマホのタッチ決済のときだけ(公式のモバイルオーダー対象店舗はマクドナルド・モスバーガー・ケンタッキーフライドチキン・吉野家・すき家・スターバックスの6社で、コンビニは含まれません)、セブンカード・プラスの10%は7iDへの事前登録が前提、ローソンPontaプラスの6%は毎月10日・20日+エントリーが条件です。条件を外すと、いずれも基本還元率(0.5%または1%)に戻ります。JCBカードWのセブン-イレブンは優待店(J-POINTパートナー)ですが、倍率は優待店ごとに異なり随時変わるため、事前のポイントアップ登録と最新倍率の確認が必要です。なおJCBカードWは18〜39歳の入会限定(年会費永年無料、39歳までに入会すれば40歳以降も無料)で、40歳以上は新規に申し込めません。付与は200円(税込)につき2ポイント、1ポイント=最大1円相当で、還元率は交換先によって変わるため1.0%は上限値です。

上限と対象外は、カードによって「型」が違います。ここが実額に効きます。

カード 高還元の条件 上限の型 主な対象外
三井住友カード(NL) スマホのタッチ決済(コンビニはモバイルオーダー対象外・エントリー不要) 1回あたり原則1万円(超えると差し込み決済になり加算対象外) カード現物のタッチ決済、iD、差し込み、磁気取引、商業施設内の一部店舗
セブンカード・プラス 7iDに事前登録(または会員コード提示) 月間50,000ポイント(本会員+家族会員合計) たばこ、7NOW、商品券・ギフト券・切手・はがき等の金券類
ローソンPontaプラス 期間ごとのエントリー 高還元の対象利用額が期間(前月16日〜当月15日)ごとに3万円(税込) たばこ、調剤、複合商業施設内の一部店舗
JCBカードW MyJCBでポイントアップ登録 優待店ごとに異なる セブン-イレブンの一部店舗、法人会員
ファミマカード ファミペイ連携+タッチ/IC決済 請求時割引 Apple Pay決済(1%)、たばこ・チケット類(1%)

※正確な内容は各社公式でご確認ください(確認日2026-08-22)。三井住友カード/セブンカード/JCB/ローソン銀行/dカード/イオンカード。楽天カード・PayPayカード・ファミマカードの数値は、それぞれ楽天カードのレビューPayPayカードのレビューファミマカードのレビューで公式情報をもとに整理しています。

表から言えること 分岐点は3つある

分岐点1 ファミリーマートには「7%組」がいない

三井住友カードが公式に挙げる店頭の対象コンビニは、セイコーマート・セブン-イレブン・ポプラ・ミニストップ・ローソン(ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンスリーエフを含む)です。ファミリーマートはここに入っていません

つまり、ファミマ中心の生活なら、7%を狙う設計そのものが成立しません。ファミマで還元を上げたいなら、選択肢は一律1.0%のカード(楽天・PayPay・d・JCBカードW)を素直に使うか、ファミリーマート専用の割引カードを持つかの二択になります。後者はファミマカードのレビューで条件を分解していますが、5%になるのはファミペイ連携+カードのタッチ/IC決済のときで、Apple Payやたばこは1%に落ちます。

分岐点2 「上限の型」が違う

同じ「高還元」でも、効き方はまるで違います。

分岐点3 ポイントの出口

貯まるポイントが違えば、同じ「1%」でも使い勝手が変わります。VポイントとJ-POINTは交換先が広く、Pontaポイント・dポイント・楽天ポイントは提携店が多く、nanacoポイントはセブン&アイ系での消化が中心、WAON POINTはイオン系での消化が中心です。還元率が高くても、使い道がなければ価値は目減りします。この観点は還元率とは何かでも整理しています。

「最大7%」の中身を分解する

三井住友カード(NL)の7%は、次の2階建てです。公式の「ポイント付与について」がそのまま内訳になっています。

内訳 内容
通常のポイント分 200円(税込)につき0.5%〜1%(NLは0.5%)
加算ポイント 200円(税込)につき+0.5%〜6.5%(NLは+6.5%)
合計 7%

このサービスの公式名称は「対象のコンビニ・飲食店で最大8%還元!」ですが、8%になるのはOliveフレキシブルペイ(クレジットモード)だけで、加算は+7.5%。三井住友カード(NL)を含むそれ以外の対象カードは加算+6.5%で7%です。事前のエントリーは不要と公式に明記されています。加算ポイントの付与はカード利用月の原則3ヵ月以内。つまり払った直後に7%分が入るわけではありません。さらに条件が細かく、次のどれかを踏むと0.5%に落ちます。

この「スマホでないと駄目」という条件は見落とされやすく、NLの7%はスマホのタッチ決済だけでも単独で取り上げています。カードの総合的な評価は三井住友カード(NL)のレビューにまとめました。

セブン-イレブンは「二段構え」で考える

セブン-イレブンだけは、7%の上にもう一段あります。

どちらも「アプリ+決済方法」の組み合わせが前提で、レジで会員コードを出さずにいきなり払うと0.5%ぶんを取りこぼします。なお、セブンカード・プラスでのApple Payタッチ決済はJCBブランドのみ対象で、Visaブランド会員のApple Pay利用、Google Pay、QUICPayでの支払いは対象外(200円につき1nanacoポイント)です。

ローソンは「1〜6%」と「最大15%」を混ぜない

ローソンPontaプラスの看板は「最大15%」ですが、これはローソン店舗の還元率ではありません。公式の内訳は、Mastercard加盟店の基本1%(2P。ただしローソン・ナチュラルローソン・ローソンストア100での利用は、この基本枠からは除かれます)に、対象店舗でのエントリー利用+4%(8P)、登録型リボ「楽Pay」登録かつリボ残高5万円以上で+5%(10P)、対象店舗以外の月間5万円以上で+4%(8P)、ぽんたまATM登録+ローソン銀行ATM利用で+1%(2P)を積み上げた合計30P=15%です。

15%のうち5%はリボ残高を持つことが条件で、リボ手数料を払いながらポイントを取りに行く形になります。CardLensはこの積み上げ方を勧めていません。カード単体の評価はローソンPontaプラスのレビューに、改定内容は条件改定の速報にまとめています。

一方、ローソン店舗での還元率は1〜6%。カードの年会費は無料、付与は200円(税込)ごとです。6%になるのは毎月10日・20日で、エントリーが必要です。ローソンで7%を取りたいだけなら、三井住友カード(NL)のスマホのタッチ決済のほうが条件は単純です。

よくある誤解の訂正

誤解1 「NLならコンビニはどこでも7%」 — ファミリーマートは対象店舗ではありません。セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、セイコーマート、ポプラが対象です。

誤解2 「タッチ決済なら7%」 — コンビニで対象になるのはスマホのタッチ決済だけです(モバイルオーダーも対象の支払い方法ですが、公式の対象店舗は飲食店6社のみでコンビニは入っていません)。カード現物のタッチ決済は公式に対象外と明記されています。

誤解3 「ローソンPontaプラスならローソンで15%」 — ローソンでの還元率は1〜6%です。15%は対象店舗での積み上げ合計で、うち5%はリボ残高が条件、しかも対象利用額に期間ごと3万円の上限があります。

誤解4 「コンビニならなんでもポイントが付く」 — たばこはセブン・ローソンとも高還元の対象外です。セブンカード・プラスは商品券・ギフト券・テレフォンカード・切手・はがきなどの金券類も加算対象外としています。また、払込票による収納代行(公共料金など)はクレジットカード払いに対応していないのが一般的で、そもそも還元の対象になりません。公共料金の払い方は公共料金・税金のカード払い比較で扱っています。

誤解5 「dカードはローソンで割引がある」 — 確認時点のdカード公式が挙げる特約店の例に、コンビニ3社は含まれていません。本記事ではコンビニでの基本1.0%として扱っています(特約店は入れ替わるため、申込前にdカード特約店一覧で最新をご確認ください)。詳細はdカードのレビューへ。

今日できること

  1. 自分のコンビニ利用の内訳を1週間だけメモする。セブン・ローソン・ファミマのどれが多いかで、答えが変わります。3社が均等なら一律1.0%のカードが正解です。
  2. 三井住友カード(NL)を使うなら、まずApple PayかGoogle Payに登録する。カードを財布に入れたままでは0.5%です。Mastercardブランドの場合、Google Pay・Samsung Walletではタッチ決済が使えないため、Visaを選ぶか支払い方法を見直してください。
  3. レジでの言い方を固定する。「クレジットで」と伝えてスマホをかざす。セルフレジでは「Apple Pay」ではなく「クレジットカード」を選ぶ。これだけで7%と0.5%が分かれます。手順はタッチ決済の基本にまとめています。
  4. セブン中心ならアプリ側の設定を先に済ませる。セブン-イレブンアプリの会員コード提示、セブンカード・プラスなら7iD登録、可能なら引落口座をセブン銀行に。設定を済ませてから使い始めるほうが、取りこぼしがありません。
  5. ローソン中心ならエントリーの期限を確認する。ローソンPontaプラスの高還元はエントリー制で、期間ごとに登録が必要です。
  6. 2枚使いを前提に組む。メインを一律1.0%のカードにして、対象コンビニだけスマホのタッチ決済に回すのが、取りこぼしのいちばん少ない形です。組み合わせ方は2枚目の選び方へ。

2025〜2026年に起きた変更

コンビニ周りは、この1年で条件がまとまって動きました。数字だけを見て決めると古い前提のまま選ぶことになります。

2026年の変更全体は2026年の改悪まとめ改悪の独自集計で追っています。

まとめ

「自分のコンビニ利用が1社に偏っているか、3社に散っているか」——この一点で答えが変わります。3枚を並べて見たい場合は比較ツール、自分の支出での差額は還元率シミュレーターで出せます。なお還元率・対象店舗・条件は変更され得るため、申込前に必ず各社公式で最新条件をご確認ください。変更はカード改悪・変更ウォッチで追っています。

この比較表のデータは、出典として本ページ(https://cardlens.jp/articles/konbini-saikyo-card-compare/ )へのリンクを添えていただければ、記事・資料・SNSなどで自由にご利用いただけます。数値は変更され得るため、引用時は確認日もあわせて記載していただけると読者に親切です。

よくある質問

三井住友カード(NL)の7%は、ファミリーマートでも使えますか?

使えません。三井住友カードが公式に挙げる店頭の対象コンビニは、セイコーマート・セブン-イレブン・ポプラ・ミニストップ・ローソン(ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンスリーエフを含む)で、ファミリーマートは含まれていません。ファミマでNLを使った場合は基本の0.5%です。対象店舗は追加されることがあるため、最新は三井住友カード公式でご確認ください。

カードをかざすタッチ決済でも7%になりますか?

なりません。公式は「カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です」と明記しています。対象はApple PayやGoogle ウォレットに登録したスマホでのタッチ決済です。モバイルオーダーも対象の支払い方法ですが、公式のモバイルオーダー対象店舗はマクドナルド・モスバーガー・ケンタッキーフライドチキン・吉野家・すき家・スターバックスで、コンビニは含まれません。セルフレジで「Apple Pay」ボタンを選ぶとiD決済になるため、公式は「クレジットカード」を選ぶよう案内しています。

コンビニで1万円を超える買い物をしたら、還元はどうなりますか?

三井住友カードの公式注意事項では、金額の上限(原則1万円)を超えると決済端末にカードを挿して支払う場合があり、その支払い分は加算の対象になりません。上限は店舗によって異なる場合があり、セブン-イレブンの例として1万円が挙げられています。高額の会計は別のカードに回すか、分けて支払うのが安全です。

たばこや切手を買っても還元されますか?

高還元の対象外になるのが一般的です。ローソン銀行は「たばこや調剤の売上と確認できた場合、対象外」と明記しており、セブン・カードサービスも「たばこは本施策の対象外」としたうえで、商品券・ギフト券・テレフォンカード・切手・はがきなどの金券類を加算対象外と案内しています。また、払込票による収納代行(公共料金など)はクレジットカード払いに対応していないのが一般的で、そもそも還元の対象になりません。

ローソンPontaプラスの「最大15%」は、ローソンで受けられますか?

ローソン店舗での還元率は1〜6%(毎月10日・20日は6%、要エントリー)で、15%とは別枠です。15%は対象店舗での積み上げ合計で、内訳は基本1%+対象店舗の上乗せ4%+楽Pay登録とリボ残高5万円以上で5%+対象店舗以外の月5万円以上で4%+ぽんたまATM利用で1%。しかも高還元の対象利用額には、期間(前月16日〜当月15日)ごとに3万円(税込)の上限があります。

セブン-イレブンで最も還元率が高いのはどれですか?

2026-08-22時点で確認した公式情報では、本記事で比較した9枚のうち、セブンカード・プラスを7iDに登録し、引落口座をセブン銀行に設定した場合の最大11%が最上位です(店頭レジでのnanacoポイント9.5%+セブンマイル0.5%+セブン銀行口座指定1%)。三井住友カード(NL)は条件達成で最大10%。ただしどちらも、たばこや一部店舗など対象外があり、条件を外すと基本還元率に戻ります。カードの発行前に、自分がその条件を続けられるかを確認してください。

結局、1枚に絞るならどれですか?

コンビニ利用が1社に偏っているならその店のカード、3社に散っているなら一律1.0%のカード、というのが素直な判断です。当サイトは特定の1枚を「これが正解」とは書きません。理由は、還元率・対象店舗・上限のいずれもが変更され得るからです。カード一覧や各レビューで条件を見比べて、自分の使い方に合うものを選んでください。

出典

この記事の最終確認日は2026-08-22です。個別の出典に確認日が付いているものは、その日に当編集部がそのページを確認しています。付いていないものは、本文中の確認日をご覧ください。

CardLens編集部

クレジットカードのデータと仕組みを解説しています。X: @cardlens_jp