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カードの選び方

公共料金・税金のクレカ払い、どのカードが得?主要12枚の還元率を公式で検証(2026年)

更新日: 2026-07-21データ確認日: 2026-07-21執筆: CardLens編集部

年会費・還元率などの数値は発行会社の公式サイトで確認し、確認日を記載しています。詳しい検証の手順は編集方針(データの集め方と確認ルール)をご覧ください。

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毎月必ず出ていく電気・ガス・水道、そして年に一度の自動車税。この「固定費のカード払い」は、2024〜2026年に各社の還元率引き下げが集中した領域です。dカードは2026年2月に半減、PayPayカードは2026年6月に半減、セゾンは3段階で引き下げ——一方で、まったく下げていないカードもあります。CardLensが主要12枚の現在の条件を各社の公式ページ・告知だけで検証した結果を、出典・確認日つきで整理します(確認日はすべて2026-07-21)。

結論の一覧表:12枚の公共料金・税金の還元率

カード 公共料金(電気・ガス・水道) 税金・公金 直近の変更
リクルートカード 1.2%(維持) 1.2%(JCBは公式明記)※ 引き下げ告知なし
au PAY カード 1%(維持) 1%とみられる※ 引き下げ告知なし
JCBカードW 1.0%相当(維持) 1.0%相当 引き下げ告知なし
ENEOSカード S 0.6%(維持) 0.6%→2027年1月から対象外(0%) 2027/1改定
dカード 0.5%に半減(対象事業者) 0.5%(eLTAX等) 2026/2/1〜
PayPayカード 基本0.5%に半減(条件達成で最大1%) 同左 2026/6/2〜
三井住友カード(NL) 0.5% 0.5%(国民年金は対象外) 引き下げ告知なし
エポスカード 0.5%(ゴールド以上は登録で1.0%) 0.5% 2025/4にポイントアップ縮小
イオンカードセレクト 0.5%+口座振替特典 0.5%とみられる※ 引き下げ告知なし
三菱UFJカード 0.5%相当 0.5%相当とみられる※ 引き下げ告知なし
楽天カード 0.2%(対象事業者)※リスト外は1% 0.2% 2021年〜(2025年に対象拡大)
セゾンカードインターナショナル 実質約0.25% 実質約0.25% 2024〜2026年に3段階引き下げ

※印は「公式の対象外リストに税金の記載がなく通常還元が適用されると読める」もので、率を数値で明記した公式ページまでは確認できなかった項目です(推測で断定しません)。各カードの正確な条件は必ず公式でご確認ください。

読み取れること:維持組と引き下げ組がはっきり割れた

検証した12枚の中で、公共料金の還元率が最も高かったのはリクルートカードの1.2%です。公式サイトが「光熱費や携帯電話料金も1.2%」と明記しており、公共料金への上限・引き下げの告知もありません(2026-07-21確認)。au PAYカードの1%・JCBカードWの1.0%相当も、対象外リストに公共料金・税金の記載がなく、通常還元がそのまま効きます。

一方、引き下げ組は流れが速い:

見落としやすい3つの落とし穴

1. 国税のカード納付は「手数料負け」しやすい

国税クレジットカードお支払サイトは納付額1万円ごとに決済手数料99円(税込)がかかります。還元率0.5%のカード(1万円=50円分)では手数料(0.99%相当)が上回り、ポイントをもらっても実質マイナスです。1%超のカードでもほぼ相殺。地方税のお支払サイトも1万円あたり数十円のシステム利用料がかかります。税金のカード払いは「ポイントで得」より「支払いの利便性・支払猶予」で判断するのが実態に合います。

2. 国民年金保険料は対象外のカードが多い

三井住友カード(NL)は国民年金保険料がVポイント付与対象外と公式FAQに明記。dカードも国民年金保険料はポイント進呈対象外です。「税金でポイントが貯まる」と聞いても、国民年金は別枠と考えてください。

3. 「対象事業者リスト方式」は自分の契約先の確認が必須

楽天カードとdカードの引き下げは公式リストに掲載された事業者だけが対象で、同じ「電気代」でも契約先によって還元率が違います。しかもリストは「予告なく追加される場合がある」と両社とも明記しています。自分の契約している電力・ガス会社がリストに入っているかは、支払い設定の前に公式で確認するのが安全です。

どう選ぶか(用途別の目安)

固定費の還元は「一度設定したら忘れる」だけに、改悪に気づかないまま数年払い続けることが起きがちです。この領域の変更はCardLensのカード改悪・変更ウォッチ2026年の改悪まとめで追跡しています。

よくある質問

公共料金の支払いで一番還元率が高いカードはどれですか?

今回検証した12枚の範囲では、リクルートカードの1.2%が最も高い水準でした(公共料金への上限・引き下げ告知なし、確認日2026-07-21)。au PAYカード(1%)、JCBカードW(1.0%相当)が続きます。ただし還元率・条件は変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式ページでご確認ください。

税金をクレジットカードで払うとポイント分だけ得ですか?

必ずしも得とは言えません。国税のカード納付は納付額1万円ごとに決済手数料99円(0.99%相当)がかかり、還元率0.5%のカードでは手数料が上回ります。1%超のカードでもほぼ相殺です。ポイント目的よりも、支払いタイミングの調整や手元資金の温存といった利便性で判断するのが実態に合います。

dカードやPayPayカードで公共料金を払い続けるのは損ですか?

2026年の改定で両カードとも公共料金の基本還元は0.5%になりました(dカードは対象事業者のみ、PayPayカードは条件達成で最大1%)。メインカードとして使い続けること自体は問題ありませんが、固定費部分だけ還元率を維持しているカードに寄せると、年間の獲得ポイントに差が出ます。具体額は毎月の固定費額によるので、シミュレーターでの試算をおすすめします。

本記事の数値はすべて各カード会社の公式ページ・公式告知で確認したものです(確認日2026-07-21)。ただし条件は今後変更される場合があります。他のカードとの比較はカード一覧からどうぞ。

この比較表のデータは、出典として本ページ(https://cardlens.jp/articles/koukyou-ryokin-zeikin-card-hikaku/ )へのリンクを添えていただければ、記事・資料・SNSなどで自由にご利用いただけます。数値は変更され得るため、引用時は確認日もあわせて記載していただけると読者に親切です。

出典

この記事の最終確認日は2026-07-21です。個別の出典に確認日が付いているものは、その日に当編集部がそのページを確認しています。付いていないものは、本文中の確認日をご覧ください。

CardLens編集部

クレジットカードのデータと仕組みを解説しています。X: @cardlens_jp