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メルカードの評判は?「最大4%」に届く人と1.9%で止まる人の分かれ目

更新日: 2026-08-06データ確認日: 2026-08-06執筆: CardLens編集部

年会費・還元率などの数値は発行会社の公式サイトで確認し、確認日を記載しています。詳しい検証の手順は編集方針(データの集め方と確認ルール)をご覧ください。

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メルカードの広告で最初に目に入るのは「メルカリのお買い物 最大4%還元」です。ただしこの4%は、全員に配られている数字ではありません。

このカードの還元率は、メルカリ内での購入・販売・出品と、メルペイの利用実績によって1.1%から4.0%まで動きます。入会した時点では上限が2.0%で、4.0%は入会後に半年で100万円分を動かした人の数字です。

年会費が永年無料である以上、判断すべき点は一つに絞れます。「自分の場合、メルカリでの還元率は何%になるのか」。公式が公開している決定表をそのまま持ってきて、どこで止まるかを確認していきます。

スペック

メルカード

1.0%基本還元率
永年無料年会費(メルカリ内のみ1.0〜4.0%の変動。ゴールドは5,000円)
カード到着4〜7日(審査は通常1〜2日)発行スピード
公式サイトで詳細を見る出典: メルカード(メルペイ)公式(2026-08-06確認)

発行はメルペイ、国際ブランドはJCBのみ。年会費は永年無料で、未利用でも費用は発生しません。券面はナンバーレスで、カード番号や有効期限はすべてメルカリアプリ内で管理します。利用限度額は最大90万円(メルカードとメルペイのクレジットの合計)で、利用実績によって人ごとに変わります。

申込資格は18歳以上(高校生は除く)。審査に進むには「アプリでかんたん本人確認の完了」と「メルペイの定額払いを利用できること」の2つが必要です。審査結果は最短2分でアプリに通知され、通常1〜2日で完了。カード本体の到着は4〜7日ですが、審査通過後は到着を待たずにアプリ上の番号でネット決済に使えます(確認日2026-08-06、メルカード公式)。

「最大4%」の中身を分解する

まず、4%が効く範囲を切り分けます。公式の還元率一覧は利用先ごとにはっきり分かれています。

利用先 還元率 月間の還元上限
メルカリでのお買い物 1.0%〜4.0%(変動) 5,000ポイント
メルカリShopsでのお買い物 1.0%〜4.0%(変動) 5,000ポイント(別枠)
街のお店・オンラインショップ 1.0%(固定) 上限なし
メルカリモバイルの利用料金・ギガ購入 1.0%(固定) 上限なし
メルカリギフトでのギフト購入 1.0%(固定) 上限なし

変動するのはメルカリとメルカリShopsの中だけで、それ以外は1.0%固定です。コンビニでもネット通販でも、メルカリの外に出た瞬間に1.0%になります。還元対象はクレジット利用金額の元金のみで、分割・定額払いの手数料や遅延損害金は含まれません。ポイントの有効期限は付与日から1年間です。

還元率は「回数」と「金額」の2段構えで決まる

メルカリ内の還元率は、次の4つの行動をカウントして決まります。

入会後は、まず回数だけで決まる下の段があります。

「購入+販売+メルペイ利用」の合計回数 還元率
0回 1.1%
2回 1.3%
4回 1.5%
6回 1.7%
7回 1.8%
8回以上 1.9%

この表は8回で打ち止めです。回数をどれだけ積んでも1.9%より上には行きません。2.0%以上に進むには、判定期間中に次の3つをすべて満たす必要があります。

  1. メルカリ購入を1回以上
  2. メルペイ利用を1回以上
  3. メルカリ出品を1回以上

3つ目が関門です。買うだけで一度も出品しない人は、メルカリを何回使っても1.9%が天井になります。「メルカードなのに還元率が上がらない」という声の多くは、ここで止まっています。

2.0%から先は、半年でいくら動かしたか

3条件を満たすと、今度は「メルカリ購入+メルペイ利用」の合計金額で段階的に上がります。

判定期間中の合計金額 還元率
〜9,999円 2.0%
3万〜3万9,999円 2.3%
5万〜5万9,999円 2.5%
10万〜14万9,999円 3.0%
20万〜29万9,999円 3.2%
50万〜59万9,999円 3.5%
70万〜79万9,999円 3.7%
100万円以上 4.0%

判定期間は4月〜9月と10月〜3月の半年ごとで、10月1日・4月1日に翌半年の還元率が再設定されます。期間中も実績に応じて随時上がりますが、前の期間の回数や金額は引き継がれません。半年ごとにゼロから積み直しです。

具体的に当てはめます。メルカリで月3万円買い、街やネットで月5万円をメルペイ・メルカードで払い、半年に1回は出品もする人なら、判定期間の合計は(3万+5万)×6=48万円で3.4%の段。メルカリでの還元は月3万円×3.4%=1,020ポイント、街の分は5万円×1.0%=500ポイントです。

一方、メルカリで月5,000円買うだけで出品はしない人は、購入回数が半年で数十回あっても1.9%。同じカードで同じ買い物をしても、還元率は1.8倍近く違います。

入会直後はさらに事情が違い、入会時の還元率は上限2.0%です。2.0%に届くのも「合計100回以上」または「メルカリでの購入金額が合計5万円以上+出品1回以上+メルペイ利用1回以上」を満たした場合に限られます。作った初日から4%ということはありません。

月5,000ポイントの上限は意外と早く来る

メルカリでのお買い物は月5,000ポイント、メルカリShopsも月5,000ポイントと、それぞれ別枠で上限があります。還元率が高い人ほど早く天井に当たります。

適用還元率 月5,000ポイントに達するメルカリ利用額
4.0% 125,000円
3.0% 約166,600円
1.9% 約263,100円

上限は購入した月ごとに計算され、当月中に支払っても計算方法は変わりません。高額な取引を1カ月に寄せると切り捨てが出るので、分散させたほうが取りこぼしは減ります。条件の詳細はメルカリ公式ガイドにあります(確認日2026-08-06)。

2025年10月1日、還元率の決定条件が変わった

メルカリは2025年10月1日にメルカリでのお買い物の還元率の決定条件を改定しました。同じ金額を使っても、以前より還元率が上がりにくくなっています。

判定期間の合計金額 〜2025年9月30日 2025年10月1日〜
1万円 2.6% 2.1% −0.5pt
3万円 2.9% 2.3% −0.6pt
5万円 3.1% 2.5% −0.6pt
10万円 3.3% 3.0% −0.3pt
50万円 3.8% 3.5% −0.3pt
70万円 4.0% 3.7% −0.3pt
100万円 4.0% 4.0% 変わらず

4.0%に必要な金額が、半年70万円から100万円に上がりました。影響が大きいのは中間層で、半年3万〜5万円のライトな使い方だと0.6ポイント下がっています。

回数の段も変わりました。旧条件では13回で2.4%まで届きましたが、新条件では8回で1.9%が上限。入会時の上限も3.0%から2.0%に下がっています。「前は3%台だったのに下がった」と感じている人は、この改定が理由である可能性が高いです。改悪・変更の記録はカード改悪・変更ウォッチでも追っています。

年会費無料なのに、損益分岐が発生する場所

メルカード(スタンダード)は永年無料なので、単体では損益分岐がありません。判断が必要になるのは年会費5,000円のメルカード ゴールドに上げるかどうかです。

ゴールドは年間利用額50万円以上で翌年度の年会費が無料になり、年間利用額に応じたボーナスポイントが付きます。50万円達成で2,500ポイント、100万円達成でさらに7,500(累計10,000)、200万円達成でさらに10,000(累計20,000)です。

ここで効くのが集計対象です。年間利用額には①メルカリ内での買い物 ②街のお店・ネットでの買い物 ③メルカリ内での販売金額(販売手数料が引かれる前)が入ります。売った金額もカウントされるので、出品が多い人ほど50万円の壁を越えやすい設計です。

年間利用額(販売を含む) ボーナスポイント 初年度の年会費 初年度の収支 2年目以降(年)
50万円未満 0 5,000円 −5,000円 −5,000円
50万円 2,500P 5,000円 −2,500円 +2,500円
100万円 10,000P 5,000円 +5,000円 +10,000円
200万円 20,000P 5,000円 +15,000円 +20,000円

読み方は単純です。年50万円ちょうどでは初年度が2,500円のマイナスで、2年続けてようやく差し引きゼロ。初年度から黒字にしたいなら年100万円が線になります。50万円に届かない見込みなら、5,000円がそのまま持ち出しです。

年会費は初年度が入会月を含む5カ月目、翌年度以降は年度開始月を含む4カ月目に請求されます。年会費は返金されず、支払い前に解約しても支払い義務は残ります。電子マネー・プリペイドへのチャージ、決済サービスへのチャージ、ギフトカード類のオンライン購入は年間利用額の集計対象外です(確認日2026-08-06、メルカード ゴールド公式)。

誤解されやすい5つのこと

1. 「メルカードは常時4%」ではない

4.0%は判定期間の半年で「メルカリ購入+メルペイ利用」が100万円に達した人の数字で、メルカリ・メルカリShopsの中限定です。入会直後は最大2.0%からのスタートになります。

2. 街のお店では還元率が上がらない

街のお店・オンラインショップは1.0%固定で、何をしても変わりません。街での還元率だけを見るなら、1.0%以上のカードは他にもあります(ポイント還元率の見方)。

3. ポイントは「使ったとき」ではなく「払ったとき」に付く

付与は請求を支払ったタイミングです。翌月払いなら支払い完了時、定額払い・分割払いなら初回支払いの完了時。使った直後には付きません。

4. 毎月8日の「+8%」にも上限がある

毎月8日は還元率に8%が加算されますが、還元上限は300ポイントで、エントリーが必要です。300ポイントは8%換算で3,750円分の利用に相当し、そこで頭打ちになります。

5. 分割払い・定額払いの手数料は還元対象外

還元の対象は元金だけです。分割払い(2〜24回)や定額払いには所定の手数料がかかり、その分は還元されません(リボ払いの仕組み)。

付帯保険と、年会費以外にかかるお金

メルカード(スタンダード)の公式ページには、旅行傷害保険・ショッピング保険の記載がありません。保険を目的にするカードではないと考えるのが自然です。保険が付くのはゴールドのほうで、公式には次のように記載されています。

付帯サービス メルカード メルカード ゴールド
ショッピング保険 記載なし 最大300万円まで補償
スマホ保険 記載なし 保険期間中最大3万円(通信料をゴールドで支払う場合)
国内・海外旅行保険 記載なし あり
空港ラウンジ(国内・国際) 記載なし 無料
利用限度額 最大90万円 最大300万円

なおゴールドの旅行保険が自動付帯か利用付帯かは、公式ページ上で明示を確認できませんでした。旅行保険を目的にゴールドを検討するなら、申込前に条件を直接確認してください。保険でカードを選ぶなら年会費無料で海外旅行保険が付くカードのほうが目的に合います。

支払いまわりの費用は次のとおりです。

締めは月末、支払期限は翌月末日。引き落とし日は6日・11日・16日・21日・26日から自分で選べます。給料日の後にずらせるのは他社にあまりない融通です。利用金額が確定していれば締め日前に前倒しで払うこともでき、その分は利用枠が即時回復します。

◎ 良いところ

  • 年会費が永年無料。未利用でも費用は発生しない
  • 街のお店・ネットは1.0%固定で、還元上限がない
  • メルカリの売上金(メルペイ残高)や無償ポイントをそのまま支払いに充てられる
  • 引き落とし日を6日・11日・16日・21日・26日から選べ、締め日前の前倒し払いで利用枠が即時回復する
  • ナンバーレス+即時通知で、紛失時はアプリから利用停止・再開ができる

△ 注意したいところ

  • メルカリ内で一度も出品しないと、還元率は1.9%が上限になる
  • 「最大4%」は判定期間の半年で購入+メルペイ利用が100万円に達した場合の数字。入会時は上限2.0%
  • メルカリでの還元は月5,000ポイントで頭打ち(4.0%なら月12.5万円で上限)
  • 2025年10月1日の改定で、同じ利用額でも還元率が0.3〜0.6ポイント下がった
  • 国際ブランドはJCBのみ。申込にメルカリアプリと本人確認が必須

向く人、向かない人

向いています 向いていません

他のカードと並べてみる

数値はいずれも各社が公表している基本還元率です。

カード 基本還元率 年会費(税込) ひとこと
メルカード 1.0%(メルカリ内1.0〜4.0%) 永年無料 出品もする人の数字が伸びる
メルカード ゴールド 1.0%(メルカリ内1.0〜4.0%) 5,000円(年50万円利用で翌年無料) ボーナスP最大20,000。販売額も年間利用額に入る
楽天カード 1.0% 無料 楽天市場で使うなら素直に強い
PayPayカード 1.0% 無料 PayPay経済圏向け
Amazon Mastercard 1.0%(Amazon最大2.0%) 無料 Amazon中心ならこちら
リクルートカード 1.2% 無料 条件なしの基本還元率では上位

メルカードは楽天・PayPay・Amazonと同じ自社サービス上乗せ型ですが、他社が「そのモールで買えば上乗せ」なのに対し、メルカードは買うだけでは上がらず、出品と決済回数まで求める点が違います。条件を気にせず数字を取りたいなら、リクルートカードの1.2%のほうが手間はかかりません(100枚を調べた集計)。

まとめ

持っておいて費用が出るカードではありません。ただし「最大4%」を理由にメインカードとして寄せるなら、自分の使い方が上の表のどこに落ちるかを先に確かめてください。半年3万円のメルカリ利用で、期待するほどの差は出ません。

よくある質問

年会費はいくらですか?

メルカード(スタンダード)は永年無料です。利用がない年でも費用は発生しません。メルカード ゴールドは年会費5,000円で、年間利用額が50万円以上なら翌年度が無料になります。最新の条件は公式ページでご確認ください(確認日2026-08-06)。

メルカリでの還元率が上がりません。なぜですか?

もっとも多い原因は「メルカリ出品」を1回もしていないことです。判定期間中に「メルカリ購入1回以上」「メルペイ利用1回以上」「メルカリ出品1回以上」の3つをすべて満たさないと、還元率は購入・販売・メルペイ利用の合計回数で決まる表に従い、8回以上でも1.9%が上限になります。出品は売れなくてもカウントされます(過去の出品を編集・再公開したものは対象外)。

還元率はいつ見直されますか?

判定期間は4月〜9月10月〜3月の半年ごとで、それぞれ10月1日・4月1日に翌半年の還元率が再設定されます。期間の途中でも実績に応じて上がります。ただし前の期間の回数・金額は引き継がれず、半年ごとにゼロから積み直しです。なお新規入会後、初回の再設定日には再設定が行われません。

ポイントの付与単位や有効期限は?

有効期限は付与日から1年間です。付与は利用時ではなく請求を支払ったときで、翌月払いなら支払い完了時、定額払い・分割払いなら初回支払いの完了時に付きます。対象は利用金額の元金のみで、各種手数料や遅延損害金は含まれません。なお「200円ごと」「100円ごと」といった付与単位について、公式ページでは明示を確認できませんでした。

還元に上限はありますか?

あります。メルカリでのお買い物は月5,000ポイント、メルカリShopsも月5,000ポイントで、それぞれ別枠です。街のお店・オンラインショップの1.0%には上限がありません。還元率4.0%なら月12万5,000円のメルカリ利用で上限に達します。上限は購入した月ごとに計算され、当月中に支払っても計算方法は変わりません。

審査からカード到着まではどれくらいですか?

審査結果は最短2分でアプリに通知され、通常は1〜2日程度で完了します(状況により3日以上かかる場合あり)。カード本体の発行日数は4〜7日で、普通郵便で届きます。審査通過後はカードの到着を待たずに、アプリ上のカード番号でメルカリやネットショップの支払いに使えます。申込資格は18歳以上(高校生を除く)です。

家族カードやETCカードはありますか?

メルカリ公式ガイドの還元対象一覧には「メルカードのETCカード」が決済方法の一つとして記載されており、ETCカードは存在します。ただし発行手数料・年会費といった費用の記載は、今回確認した公式ページ上では見つけられませんでした。家族カードについても公式ページに記載を確認できていません。いずれもアプリまたは公式ページでご確認ください。ETCカード全般の作り方はETCカードの作り方にまとめています。

メルカードの最新の年会費・還元条件はメルカードの詳細ページで、他のカードとの比較はカード一覧から確認できます。

出典

この記事の最終確認日は2026-08-06です。個別の出典に確認日が付いているものは、その日に当編集部がそのページを確認しています。付いていないものは、本文中の確認日をご覧ください。

CardLens編集部

クレジットカードのデータと仕組みを解説しています。X: @cardlens_jp