JCBは、ショッピングの分割払い・リボ払い・スキップ払いの手数料率を引き上げます。分割やリボを使っている人は、支払う手数料が増えます。JCBは国内最大級の発行体で、提携カードも多く対象に含まれるため、影響する人は広範囲です。
何が変わるか(改定後はいずれも実質年率18.00%)
| 支払方法 | 実質年率(改定前→改定後) |
|---|---|
| リボ払い | 8.04〜15.00%→18.00% |
| 登録型リボ(スマリボ等) | 8.50〜15.00%→18.00% |
| 分割払い | 7.92〜15.00%→18.00% |
| スキップ払い | 7.92〜15.00%→18.00% |
改定前の料率はカードの種類によって幅があり、すでに18.00%が適用されているカードは実質据え置きです。一方で、これまで15.00%だったスマリボなどは18.00%に上がります。
※正確な料率・対象・日付は必ずJCB公式のお知らせでご確認ください(確認日2026-08-02)。
いつから上がるか(「10月1日」は目途)
適用は2026年10月1日ご利用分からとされていますが、公式は次のように注記しています。
- 「利率改定は2026年10月1日を目途としておりますが、その日よりも後の日となる可能性があります」
- 「システム処理の関係で、お持ちのカードにより適用される日付が異なります」
つまり全カード一斉ではなく、順次適用です。正確な日付はカードごとに別途案内されるため、「10月1日から確実に」ではなく「10月1日を目安に順次」と捉えてください。
間違えやすい点:基準は「ご利用日」
この改定はご利用日が基準です。請求月ではありません。
- 2026年10月1日以降のご利用分:新料率(18.00%)
- 2026年9月30日までのご利用分:改定前の料率が継続
つまり9月30日までに利用した分は、10月以降に請求・分割・リボで支払っても改定前の料率のままです。この点は、後から残高全体に新料率がかかる一部他社(既存残高にも遡って新料率を適用するケース)とは扱いが異なります。
いくら増えるか(イメージ)
実質年率が15.00%から18.00%に上がると、差は年3.00ポイントです。たとえばリボ残高が10万円あると、単純計算で年あたり約3,000円ぶん手数料が増えるイメージになります(実際の手数料は残高の推移や計算方法で変わります)。残高が大きく、返済が長引くほど、負担の増え方は大きくなります。
どうすればいいか
- 9月中に、リボ・分割の残高をできるだけ減らしておく。9月30日までの利用分は改定前の料率で払えるため、急いで新たにリボ・分割を組む必要はありませんが、既存の残高は早めに返すほど有利です。
- 10月以降は、できる限り翌月一括払いを基本にする。手数料のかからない払い方に寄せるのが、いちばん確実な対策です。
- リボ払いは手数料負担が大きい支払い方法です。この機会に設定を見直しておきましょう。
2026年は各社でリボ・分割の手数料率引き上げが相次いでいます(三菱UFJニコスも実質年率19.80%へ、au PAYカードも同様)。手数料改定を含む2026年の変更全体は【独自集計】2026年のクレジットカード改悪を数えて分かったことで整理しています。
JCBカードWのレビュー / カード改悪・変更ウォッチ / 2026年の改悪まとめ/各社の比較は2026年のリボ・分割手数料 値上げまとめ