三越伊勢丹グループの株式会社エムアイカードが、ショッピングの分割払い(3〜36回)とリボルビング払いの手数料率を引き上げます。分割やリボを使っている人は、支払う手数料が増えます。2026年は各社でリボ・分割の手数料率引き上げが続いており、エムアイカードもその流れに加わった形です。
何が変わるか
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象の支払方法 | ショッピングの分割払い(3〜36回)・リボルビング払い |
| 手数料率 | 実質年率 15.00%→18.00% |
| 対象カード | エムアイカード発行のすべてのカード(VIOROカードを除く) |
| 適用開始 | 2026年12月6日(日)ご利用分から |
引き上げ幅は3.00ポイントです。エムアイカード発行のカードが広く対象になるため、三越伊勢丹で分割払いを使っている人は影響を受けます。
※正確な内容は必ずエムアイカード公式のお知らせでご確認ください(確認日2026-08-05)。
基準は「ご利用日」。12月5日までの利用分は旧料率のまま
この改定でいちばん大事なのは、基準がカードの「ご利用日」だという点です。公式は「ご利用明細に記載のご利用日が12月6日以降のお買物が対象となります」としています。
- 2026年12月6日以降のご利用分:新料率(18.00%)
- 2026年12月5日までのご利用分:現行料率(15.00%)が継続
つまりいま抱えている分割・リボの残高に、あとから新料率がかかることはありません。この点は、既存のリボ残高にも新料率を遡って適用する三菱UFJニコスやau PAYカードとは扱いが逆で、JCBと同じタイプです。
「あとから分割・リボ」も利用日が基準
見落としやすいのが「あとから分割・リボ」の扱いです。公式はこう明記しています。
支払い方法変更日に関わらず、カードご利用日を基準に手数料率を決定いたします。
公式が挙げている例は「2026年12月1日にご利用いただいた分を12月10日に10回払いへ変更した場合は、現行の利率にて手数料を頂戴いたします」。12月5日までに買った分なら、あとから分割に変えても15.00%のままということです。逆に、12月6日以降に買った分は、いつ変更しても18.00%になります。
なお公式には「手数料適用の基準とする『カードのご利用日』は加盟店の決済処理日により実際の利用日と異なる場合がございます」という注記もあります。12月6日をまたぐ前後の買い物は、明細上の利用日がずれる可能性を見ておいてください。
どうすればいいか
- 分割やリボを使う予定があるなら、12月5日までの利用分は旧料率(15.00%)で組めることを覚えておく。急いで買う必要はありませんが、予定していた大きな買い物のタイミングを考える材料にはなります。
- できる限り翌月一括払いを基本にする。手数料のかからない払い方に寄せるのが、値上げの影響をそもそも受けない一番の対策です。
- リボ払いは手数料負担が大きい支払い方法です。この機会に設定を見直しておきましょう(仕組みはリボ払いとはで解説しています)。
2026年は三菱UFJニコス・au PAYカード・JCBに続き、エムアイカードもリボ・分割の手数料率を引き上げます。各社の料率・開始時期・既存残高への遡及の有無は2026年のリボ・分割手数料 値上げまとめで一覧にしています。