プライオリティ・パス(以下PP)付きのカードは、これまで年会費の安さだけを見れば比べられました。その前提が2025〜2026年で崩れています。無料で入れる回数に上限がつくカードが続き、「付帯している」ことと「無料で入れる」ことが別の話になったからです。
上限のつき方はカードごとにバラバラで、年5回のカードもあれば、公式ページに回数の定めが見当たらないカードもあります。この記事では9枚の年会費・PPの会員プラン・無料利用回数・同伴者料金・家族会員への付帯を公式で確認し、年に何回ラウンジを使えば年会費に届くのかをラウンジの実費から計算します。
確認状況を先に書いておきます。2026-09-02の再確認でJCB・クレディセゾン・楽天カードの公式ページは当日に直接読み、記載を確認できました(楽天はカードの公式ページに加えて2024年11月28日付の変更告知も確認しています)。一方ダイナースクラブの公式ページは今回取得できておらず、再確認できていません。ダイナースクラブの数値はCardLensの過去確認とレビュー記事に基づく記載で、本文では「未確認」と明記します。
一覧比較:プライオリティ・パスが付くとされるカード9枚
| カード | 年会費(税込) | PPの会員プラン | 無料利用回数 | 同伴者 | 家族会員へのPP |
|---|---|---|---|---|---|
| 楽天プレミアムカード | 11,000円 | スタンダード(公式に記載) | 年5回(6回目以降は1回US$35) | 35米ドル/名 | 家族カードは対象外(公式告知に明記) |
| UCプラチナカード | 16,500円(家族3,300円) | 未確認 | 年6回 | 未確認 | 家族会員にも付帯とされる |
| エポスプラチナカード | 30,000円(招待または年100万円利用の翌年以降20,000円) | 「通常年会費469USドル」とのみ記載 | 回数の定めの記載なし | 有料(金額は未確認) | 家族カードの制度なし |
| apollostation THE PLATINUM | 22,000円(年間300万円利用で無料) | プラン名の記載なし | 年5回(2026/8/3〜・6回目〜35米ドル) | 35米ドル/名 | 公式告知に記載なし |
| JCBプラチナ | 27,500円 | プラン名の記載なし | 回数の定めの記載なし(本会員は無料) | 2,200円/名(税込・円建て) | 家族会員は発行不可(公式明記) |
| ダイナースクラブカード | 29,700円※ | 未確認※ | 未確認(PPが付帯するかどうかを含めて確認できず)※ | 未確認※ | 未確認※ |
| セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 今回未確認 | プレステージ(通常469米ドル) | 回数の定めの記載なし(施設利用料金無料) | 35米ドル/名 | 公式の申込対象カードに家族カードの記載なし |
| セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 今回未確認 | プレステージ(通常469米ドル) | 回数の定めの記載なし(施設利用料金無料) | 35米ドル/名 | 同上 |
| セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 年会費優遇型(年1回の利用で翌年度無料) | スタンダード(通常99米ドル) | 無料回数なし(1回35米ドル) | 35米ドル/名 | 公式の申込対象カードに家族カードの記載なし |
※印は2026-09-02に公式ページで確認できなかった項目です。ダイナースクラブの公式ページは今回取得できておらず、年会費の記載はダイナースクラブカードのレビューでの過去確認に基づきます。同レビューは「世界1,700ヵ所以上の空港ラウンジ」に触れているだけで、プライオリティ・パスの付帯には言及していません。ダイナースクラブについては、プライオリティ・パスが付くかどうか自体をCardLensとして確認できていません。申込前に各公式でご確認ください。
出典の内訳はこうです。当日に公式ページで直接確認できたのはJCB(同伴者料金・家族会員・国内施設の除外)、クレディセゾン(会員プランと申込対象カード)、楽天カード(会員プラン・年5回・6回目以降の料金・同伴者料金・家族カードの扱い)の3社。エポス・UC・出光クレジットは各カードのレビュー記事および自社速報での確認に基づき、ダイナースクラブは今回公式ページを取得できていません。「記載なし」は公式ページで確認できなかったという意味で、無いと決まったわけではありません。「今回未確認」は当該数値を公式ページ上で確認しきれなかった項目で、セゾンプラチナ系の年会費が該当します。条件は変更されることがあるため、申込前に各公式で最新条件をご確認ください。
「PP付帯」と書いてあっても、無料で入れるとは限らない
比較の前提として、PPの会員プランを押さえておく必要があります。プラン名と料金を対照表で公開しているのはセゾンカードの公式ページです(確認日2026-09-02)。
| 会員プラン | 通常年会費 | 施設利用料金 | 同伴者料金 |
|---|---|---|---|
| プレステージ | 469米ドル | 無料 | 35米ドル(1名につき) |
| スタンダード | 99米ドル | 35米ドル(1回につき) | 35米ドル(1名につき) |
ここが要点です。スタンダードプランは「登録が無料になる」だけで、ラウンジに入るたびに35米ドルがかかります。セゾン公式は、セゾンプラチナ系がプレステージ、セゾンゴールド・アメックスとセゾンローズゴールド・アメックスがスタンダードと明記しています。同じ「PPが付く」でも中身は別物です。
プラン名まで書く発行会社は多くありません。2026-09-02に読んだJCBの公式ページにはプラン名の記載がありませんでした。一方、楽天カードの公式ページには「プライオリティ・パスのスタンダードプラン」と明記があります(2026-09-02確認)。
ここで注意が要ります。楽天プレミアムカードはスタンダードプランですが、公式ページの記載は年間5回まで無料、6回目以降が1回US$35です。つまりスタンダード=毎回35米ドルとは限らず、カード会社が何回ぶんを負担するかで実際の負担額が決まります。プラン名だけでは判断できません。UC・出光クレジットについては当日の再確認ができていないため、記載の有無を断定しません。いずれにせよプラン名ではなく「無料で何回入れるか」で比べるのが現実的です。
2025〜2026年に何が起きたか(施行日で並べる)
CardLensで追ってきた速報を、施行日順に並べ直します。
| 施行日 | カード | 変更内容 |
|---|---|---|
| 2025年1月(起算日は特定できず) | 楽天プレミアムカード | PPの無料利用が年5回に。6回目以降は1回US$35、同伴者は3,300円から1名US$35へ(2024年11月28日付の公式告知・2026-09-02確認)。告知に並ぶ日付は2025年1月2日(利用可能施設の変更)と2025年1月15日10:00(デジタル会員証の申込開始)で、回数制限そのものの起算日は特定できませんでした |
| 2025年11月4日 | apollostation THE PLATINUM | PPが無制限→年30回。同伴者2,200円→35米ドル |
| 2026年4月1日 | SAISON GOLD Premium | 国内空港ラウンジの無料利用が無制限→年2回(4月1日〜翌3月31日)。同時にPPが新たに付帯 |
| 2026年8月3日 | apollostation THE PLATINUM | PPが年30回→年5回。既存登録者も8月3日を起算日として回数がリセット |
apollostationの2段階の縮小はPPが年30回→年5回に、SAISON GOLD Premiumの改定は国内空港ラウンジを年2回に制限で個別に整理しています。この2件はCardLensの速報で出典・施行日を確認済みです。楽天プレミアムカードの1件だけはCardLensの速報がなく、2026-09-02に公式の告知ページで内容を直接確認しました。ただし告知に並ぶ日付からは回数制限の起算日を特定できなかったため、いつからの適用かは公式でご確認ください。
SAISON GOLD Premiumは切り分けが要ります。年2回に制限されたのは国内空港ラウンジ(カードラウンジ)で、PPとは別枠です。同じ改定でPPが新たに付帯しますが、その会員プランは今回確認した公式ページに記載がありませんでした。セゾン公式がPPの会員プランを明示しているのはアメックス系の4枚(プラチナ・ビジネス/プラチナ/ゴールド/ローズゴールド)で、SAISON GOLD Premiumはこの申込対象カード一覧に含まれていません。名前の似たセゾンゴールド・アメックスはスタンダードですが、これは別のカードです。無料回数の有無は登録前にご確認ください。
核心:年に何回ラウンジを使えば年会費に届くか
上限がついた以上、「持っていれば得」では判断できません。ラウンジ1回の値打ちを決めて、年会費と突き合わせます。
1回あたりの実費は35米ドルとします。これはセゾンカード公式が示すPPスタンダードプランの施設利用料金であり、プレステージ・スタンダード共通の同伴者料金でもあります(2026-09-02に公式ページで確認)。apollostation THE PLATINUMが年5回の上限を超えたあとに請求する金額もUS$35です(出光クレジットの告知・自社速報)。楽天プレミアムカードの6回目以降も1回US$35と公式ページに記載があります(2026-09-02確認)。つまり無料枠がなければ実際に払う金額で、ラウンジ1回の値打ちとして無理のない数字です。
為替は1米ドル=150円と置きます(計算用の仮定で、実際のレートは変動します)。1回あたり約5,250円。ここに海外事務手数料が乗るカードもあるため、実際の請求はもう少し増えます。
| カード | 年会費(税込) | 元が取れる回数 | 無料上限 | 上限まで使った場合の価値 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天プレミアムカード | 11,000円 | 年3回 | 年5回 | 約26,250円 |
| UCプラチナカード | 16,500円 | 年4回 | 年6回 | 約31,500円 |
| エポスプラチナカード(招待・優遇後) | 20,000円 | 年4回 | 回数の定めの記載なし | 上限の記載なし |
| apollostation THE PLATINUM | 22,000円 | 年5回 | 年5回 | 約26,250円 |
| JCBプラチナ | 27,500円 | 年6回 | 回数の定めの記載なし | 上限の記載なし |
| エポスプラチナカード(通常年会費) | 30,000円 | 年6回 | 回数の定めの記載なし | 上限の記載なし |
1回5,250円(35米ドル×150円)で、年会費を超える最小の回数です。保険・ポイント・レストラン優待などは含めていません。ラウンジだけで年会費を回収する場合の最低ラインとして読んでください。セゾンプラチナ系は今回の検証で年会費を公式ページ上で確認できなかったため、この表から外しています。ダイナースクラブカードも、プライオリティ・パスが付帯するかどうかを今回確認できなかったため外しました(年会費29,700円は自社レビューでの確認に基づく数値です)。
上限が分岐点に追いついていないカードがある
最も余裕がないのはapollostation THE PLATINUMです。元が取れるのが年5回、無料上限も年5回で、余白がゼロになりました。年5回きっちり使ってようやく年会費と並び、超えた分は1回35米ドルの実費です(年間300万円利用で年会費無料の条件を満たす人はこの計算から外れます)。
余白が大きいのは楽天プレミアムカード(分岐点3回・上限5回)とUCプラチナカード(同4回・6回)です。ダイナースクラブカードは、2026-09-02に公式ページを取得できず、プライオリティ・パスが付帯するのかどうかを含めて確認できていません。CardLensのレビューも「世界1,700ヵ所以上の空港ラウンジ」の記載どまりで、プライオリティ・パスには触れていません。付帯の有無・回数の扱いのどちらも断定できないため、公式でご確認ください。公式ページに回数の定めが見当たらない3枚(エポスプラチナ・JCBプラチナ・セゾンプラチナ系。うちJCBとセゾンは2026-09-02に確認)は、使うほど積み上がる形になります。
同伴者を連れると、順位が入れ替わる
家族や同僚と行く人には、もうひとつ差があります。同伴者が1名につき35米ドルなのは楽天プレミアムカード・apollostation THE PLATINUM・セゾンのアメックス系で、JCBプラチナは1名につき2,200円(税込)の円建てです。2人で年6回使う場合、同伴者ぶんの費用はJCBプラチナが13,200円、35米ドル組は約31,500円。差は年およそ18,000円で、年会費の差を上回ることもあります。なお楽天プレミアムカードの無料枠は本会員の年5回までで、同伴者ぶんはこの枠とは別に費用がかかります。同伴が前提なら、無料回数だけでなく同伴者料金まで含めた年間コストで比べてください。
見落としやすい注意点
- 楽天プレミアムカードの「年5回」は、暦年での区切りではありません。2024年11月28日付の公式告知には、デジタル会員証(プライオリティ・パスのアプリ)の発行日を基準にした1年間で数えると記載があります(2026-09-02確認)。登録した時期によって使えるタイミングが変わるため、細かい取り扱いは登録前に公式でご確認ください。
- apollostation THE PLATINUMの既存登録者は、2026年8月3日を起算日として回数がリセットされました。以後は1年単位のカウントです。
- JCBは家族会員にPP会員カードを発行できません(公式ページに明記。2026-09-02確認、案内は2026年8月現在の情報とされています)。一方UCプラチナカードは家族会員にもPPが付帯とされ(自社レビューでの確認)、家族カード年会費3,300円は同伴者1回ぶん(約5,250円)より安い計算です。仕組みは家族カードとはへ。
- JCBのPPは国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」等の施設が対象外で、アプリのデジタル会員証にも非対応と公式ページに記載があります(2026-09-02確認)。国内でレストラン利用を当てにしていた人は前提が変わります。
- 米ドル建て請求には、為替に加えて海外事務手数料が乗ります。「35米ドル」は円換算の下限で、実際の請求はそれより増えると見ておくほうが安全です。
- ダイナースクラブカードは、プライオリティ・パスの扱いを確認できていません。2026-09-02は公式ページを取得できず、そもそもプライオリティ・パスが付帯するのか、海外ラウンジの無料利用に上限があるのかを確認できませんでした。CardLensのレビューにもプライオリティ・パスの記載はなく、付帯あり・なしのどちらも断定できないため、公式でご確認ください。年会費は2026年4月に24,200円から29,700円(税込)へ改定されたとしています(同レビューでの確認)。
使い方から選ぶ
- 年3〜5回、自分ひとりで使う:楽天プレミアムカード(11,000円)が低い入り口です。年3回で年会費に届き、上限の年5回まで余白があります。ただし家族カードはこのサービスの対象外と公式告知に明記されているため、あくまで本会員ひとりぶんの特典です。
- 家族と一緒に使う:UCプラチナカード(16,500円/家族カード3,300円)は、家族会員にもPPが付帯するとされる数少ないカードです(自社レビューでの確認)。同伴者として連れて行くより家族カードのほうが安く済む場合があります。
- 回数を気にせず使いたい:公式ページに無料利用回数の定めが見当たらないのはエポスプラチナカード(招待または年100万円利用の翌年以降20,000円)、JCBプラチナ(27,500円)、セゾンプラチナ・アメックス(年会費は今回未確認)。年6回を超えるあたりから、上限のあるカードとの差が開きます。
- 同伴者が毎回いる:同伴者2,200円のJCBプラチナが、35米ドル組に対してコスト面で有利です。
- 年1〜2回しか空港に行かない:PP付きの年会費を払うより、国内空港ラウンジが付くカードで足ります。年会費とラウンジの分岐はゴールドカードの元が取れる分岐点でも計算しています。
このデータは、出典として本ページ(https://cardlens.jp/articles/priority-pass-kaiaku-card-hikaku/ )へのリンクを添えていただければ、記事・資料・SNSなどで自由にご利用いただけます。数値は変更され得るため、引用時は確認日(2026-09-02)もあわせて記載していただけると読者に親切です。
よくある質問
プライオリティ・パスに無料利用回数の上限がないカードはどれですか?
今回確認した9枚では、エポスプラチナカード、JCBプラチナ、セゾンプラチナ・アメックス(およびビジネス)の3系統について、公式ページに回数の定めが見当たりませんでした。記載がないことは「無制限が保証されている」という意味ではありません。年会費はエポスプラチナが招待または年100万円利用の翌年以降で20,000円、JCBプラチナが27,500円で、セゾンプラチナ系は今回の検証で公式ページ上の年会費を確認できませんでした(確認日2026-09-02)。条件は変わることがあるため申込前に各公式でご確認ください。
「プライオリティ・パス付帯」と書いてあれば、無料でラウンジに入れますか?
会員プランによります。セゾンカード公式の対照表では、プレステージ(通常469米ドル)は施設利用料金が無料、スタンダード(通常99米ドル)は1回につき35米ドルがかかります。スタンダードは「登録料が無料になる」特典で、入室のたびに実費が出ます。セゾンゴールド・アメックスとセゾンローズゴールド・アメックスがスタンダードだと公式に記載があります(確認日2026-09-02)。
年会費の元を取るには、年に何回ラウンジを使えばいいですか?
1回の実費を35米ドル(1米ドル=150円の仮定で約5,250円)とすると、楽天プレミアムカード(11,000円)で年3回、UCプラチナカード(16,500円)で年4回、JCBプラチナ(27,500円)で年6回が目安です。セゾンプラチナ・アメックスは年会費を公式ページで確認できなかったため、回数の目安も出していません。保険やポイントは含めていないので、ラウンジだけで回収する場合の最低ラインとして見てください。為替は変動します。
家族会員もプライオリティ・パスを使えますか?
扱いが分かれます。JCBは公式ページに「家族会員は『プライオリティ・パス』会員カードの発行はできません」と明記しています(2026-09-02確認)。楽天プレミアムカードも、2024年11月28日付の公式告知に「本サービスは、家族カードは対象外となります」と記載があります(2026-09-02確認)。一方UCプラチナカードは家族会員にもPPが付帯するとされ、家族カード年会費は3,300円(税込)です(CardLensのUCプラチナカードのレビューでの確認。当日の公式再確認はしていません)。他のカードは今回確認した公式ページに記載が見当たらなかったため、付帯する・しないのどちらも断定を避けます。各社へ直接ご確認ください。
楽天プレミアムカードの「年5回」は、いつからいつまでの数え方ですか?
暦年ではありません。2024年11月28日付の楽天カードの公式告知には、デジタル会員証(プライオリティ・パスのアプリ)の発行日を基準にした1年間で数えると記載があります(2026-09-02確認)。6回目以降は1回あたりUS$35、同伴者は1名につきUS$35です。なお同じ告知に並ぶ日付は2025年1月2日(利用可能施設の変更)と2025年1月15日10:00(デジタル会員証の申込開始)で、回数制限そのものの起算日までは特定できませんでした。登録前に楽天カードの公式ページまたは会員向け案内で最新の取り扱いをご確認ください。
同伴者を連れて行くと、いくらかかりますか?
今回の9枚では、同伴者が無料と確認できたカードはありませんでした(記載を確認できなかったカードがあるため、「1枚もない」と断定はしません)。セゾン・アメックス系はプレステージ・スタンダードとも1名35米ドル、apollostation THE PLATINUMも1名35米ドルです(為替と海外事務手数料で円換算額は変動)。JCBプラチナは1名につき2,200円(税込)の円建てで、JCB ザ・クラスのみ1名まで無料と公式ページに記載があります(2026-09-02確認)。楽天プレミアムカードも1名につきUS$35です(2024年11月28日付の公式告知で確認。変更前は3,300円でした)。UCプラチナカードとダイナースクラブカードの同伴者料金は、今回の検証では確認できていません。
国内の空港ラウンジもプライオリティ・パスで使えますか?
使える施設もありますが、範囲は狭まっています。JCBは国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」等の施設は利用できないと公式に記載。また国内主要空港のカードラウンジはPPとは別枠の付帯サービスで、こちらにも制限が入る例が出ています。SAISON GOLD Premiumは2026年4月1日から国内空港ラウンジが年2回になりました(速報)。
まとめ
2026年のPP付きカード選びは、年会費の安さより先に「無料で何回入れるか」と「その回数で年会費に届くか」を見る作業になりました。1回35米ドルを物差しにすると、楽天プレミアムカードは年3回、UCプラチナカードは年4回、JCBプラチナは年6回で分岐します。apollostation THE PLATINUMのように分岐点と上限が同じ回数まで縮んだカードもあり、上限の手前で回収しきれるかが分かれ目です。
年に何回、誰と空港に行くのか。この2つを先に決めれば、比べるカードは絞れます。この領域の変更はカード改悪・変更ウォッチで追跡し、2026年の変更全体は2026年の改悪まとめと独自集計データにまとめています。