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カードの選び方

チャージでポイントは貯まるのか(2026年の一覧)|「付与される」と「年間利用額に数えられる」は別問題

更新日: 2026-08-22データ確認日: 2026-08-22執筆: CardLens編集部

年会費・還元率などの数値は発行会社の公式サイトで確認し、確認日を記載しています。詳しい検証の手順は編集方針(データの集め方と確認ルール)をご覧ください。

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先に結論です。チャージでポイントが貯まるルートは、2026年8月時点でもまだ残っています。モバイルSuicaへのチャージはビューカードで1.5%、nanacoへのクレジットチャージはセブンカード・プラスで0.5%、WAONのオートチャージはイオンカードで0.5%が公式に案内されています。終わったのは「どのカードで、どこにチャージしても付く」という状態のほうです。

貯まるかどうかはカードとチャージ先の組み合わせで決まります。同じモバイルSuicaでも、ビューカードなら1.5%、楽天カードなら0%(ポイント進呈対象外)、エポスカードは2026年8月1日から0%になりました。基本還元率がいくら高くても、チャージ先が対象外リストに載っていればゼロです。

そしてもう一つ、見落とされやすい軸があります。「ポイントが付くか」と「年間利用額に数えられるか」は、まったく別の判定です。エポスカードはチャージのポイント加算を終了しましたが、ゴールド・プラチナの年間ボーナスポイント判定に使う年間利用額には引き続き集計されると明記しています。逆に三井住友カードはチャージを年間ご利用金額の集計対象外としており、2026年3月1日利用分からau PAY・Kyash・JAL Pay・バンドルカードも加わりました。100万円修行を組んでいる人には、こちらのほうが効きます。

主要カード×主要チャージ先の11通りを、公式の一次情報で確認して表にしました(確認日はすべて2026-08-22)。

主要カード×主要チャージ先の一覧(2026年8月22日時点)

カード(発行会社) 主なチャージ先 チャージでポイントは付くか 年間利用額に数えられるか
ビューカード(各種) モバイルSuica(チャージ・オートチャージ) 付く。1.5%(VIEWプラス。1,000円ごとに付与。券種により異なる場合があるため要確認) 公式に明示なし(要確認)
エポスカード 交通系IC5種+au PAY・Kyash・楽天Edy・ANA Pay・JAL Pay・バンドルカード等の決済サービス23種 2026年8月1日から付かない 数えられる(ゴールド・プラチナの年間ボーナスポイントの年間利用額に引き続き集計)
三井住友カード・Olive 楽天Edy・WAON・nanaco・モバイルSuica・PASMO・ICOCA、ANA Pay、VポイントPay、自社発行プリペイド 今回の告知は集計の話で、付与可否には触れていない(要確認) 数えられない。2026年3月1日利用分からau PAY・Kyash・JAL Pay・バンドルカードも追加
楽天カード 楽天Edy 付く。0.5%(200円につき1ポイント)。スーパーマーケットとの提携Edyカードへのチャージは対象外
楽天カード 楽天キャッシュ(楽天ペイ残高) チャージ時は付かない(2024年6月4日利用分から)。使ったときに200円につき1ポイント
楽天カード モバイルSuica・PASMO・ICOCA、WAON、nanaco、ファミペイ、au PAY、Kyash、ANA Pay、JAL Pay、TOYOTA WALLET、バンドルカード等 付かない(ポイント進呈対象外)。Apple Pay・Google Pay経由も同じ
セブンカード・プラス 電子マネーnanaco(クレジットチャージ) 付く。0.5%(200円ごとに1nanacoポイント)。1回30,000円まで・残高上限50,000円
イオンカードセレクト 電子マネーWAON(オートチャージ) 付く。0.5%(200円ごとに1ポイント)。イオンカードセレクト特典としての進呈で、WAONでの支払い分と二重取り。2026年3月進呈分からは「WAON POINT」で進呈
リクルートカード nanaco・モバイルSuica(JCB)/ nanaco・楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCA(Mastercard・Visa) 付く。ただし合算で月30,000円まで(超過分は対象外。集計は毎月16日〜翌月15日)
au PAYカード・ゴールド au PAY残高(不足額・一定額のオートチャージ) カード本体でなく「ポイントアップリワード」で最大1.5%(ゴールドは最大5%)。上限は月500/1,000Pontaポイント、au・UQ mobile・povo1.0契約者限定
ENEOSカード P/S 電子マネー等へのチャージ全般 2027年1月請求分から付かない(税金・公金・積立投資も同時に対象外へ)

「—」は、年間利用額で年会費や継続特典が決まる仕組みが公式に案内されていないか、集計の可否が公表されていないものです。判定に使うつもりなら各社に確認してください。

なお、イオン側のチャージ付与はイオンカードセレクトの特典として案内されているものです。WAON一体型のほかのイオンカードでも同じ扱いになるかは案内が分かれるため、設定の前にご自身のカードの条件をご確認ください。

※正確な内容は各社公式でご確認ください(確認日2026-08-22)。出典:ビューカード / 三井住友カード / エポスカード / 楽天カード / セブンカード / 電子マネーWAON / リクルートカード / au PAY カード

表から言えること:蛇口は2つあり、片方だけ閉まる

チャージの扱いは「付与」と「年間利用額」の2つの蛇口に分かれていて、片方だけ閉まることがあります。ここを混ぜると判断を間違えます。分岐は4つです。

分岐1:ポイントは付かないが、年間利用額には数える(エポスカード)

エポスカードは2026年8月1日から、交通系IC5種と決済サービス23種へのチャージのポイント加算を終了しました。対象はモバイルSuica・モバイルPASMO・モバイルICOCA・ICOCA(TOICAモデル)・SAPICAに加え、au PAY、Kyash、楽天Edy、ANA Pay、JAL Pay、バンドルカード、Visaプリぺ、Vプリカ、VポイントPay、TOYOTA WALLET、Revolut、ワンバンク(旧B/43)、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い(PayPay残高へのチャージを含む)など。公式が「Apple PayおよびGoogle Pay経由のチャージを含みます」と注記しているのは交通系ICへのチャージの項目で、あわせてエポスカードを紐づけたモバイルSuicaの特急券・定期券・Suicaグリーン券の購入や、モバイルPASMO・モバイルICOCA・ICOCA(TOICAモデル)の定期券購入なども含まれると明記されています。

一方で公式は「エポスプラチナ・ゴールド会員さまの年間ボーナスポイントにおける年間利用額には、引き続き集計されます」と明記しています。つまり還元だけを失って、達成条件はそのままという形です。ただし公式が書いているのは年間ボーナスポイントの年間利用額についてで、ゴールドの年会費無料条件(年50万円)の判定も同じ扱いかまでは触れられていません(年会費の条件はエポスゴールドのレビューを参照)。詳細はエポスのチャージポイント加算終了へ。

分岐2:そもそも年間利用額から外れる(三井住友カード)

三井住友カードは逆側です。公式の「年間ご利用金額の集計対象外」一覧には、交通系およびその他電子マネーへのチャージ(楽天Edy・WAON・nanaco・モバイルSuica・モバイルPASMO・モバイルICOCAなど)、ANA Payへのチャージ、ミャクペ!へのチャージ、自社発行プリペイドカードへのチャージ、VポイントPayアプリへのチャージ、つみたて投資(SBI証券)、国民年金保険料などが並び、2026年3月1日ご利用分からau PAY・Kyash・JAL Pay・バンドルカードが追加されました。モバイルSuica・Apple PayのSuicaによる定期券・特急券・グリーン券の購入も対象外に含まれます。

効く先が広いのが特徴です。公式が挙げる改定対象は、Visa Infiniteの新規入会・継続特典、プラチナプリファードの継続特典(最大40,000ポイント)ゴールド(NL)およびビジネスオーナーズ ゴールドの「年間100万円で翌年以降の年会費永年無料」「毎年100万円で10,000ポイント」、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード/ゴールドの各特典、「ゴールド(NL)を年間100万円の利用で初年度より年会費永年無料」、つみたて投資(SBI証券でのクレカ積立)の付与率まで。100万円修行の数合わせにチャージは使えません。詳細はプラチナプリファードの集計対象外化ゴールドカードの100万円修行比較で確認できます。

分岐3:同じ経済圏でも、チャージ先を変えると扱いが変わる(楽天カード)

楽天カードはチャージ先で3段階に分かれます。楽天Edyへのチャージは200円につき1ポイント(0.5%)で今も付与対象。楽天キャッシュ(楽天ペイ残高)へのチャージは2024年6月4日利用分からポイント進呈対象外になり、代わりに楽天キャッシュを使ったときに200円につき1ポイントが付く形へ移りました。そしてモバイルSuica・WAON・nanaco・au PAY・Kyashなどの決済サービスへのチャージは、まとめて対象外です。

例外は楽天ペイアプリのSuicaで、楽天カードからチャージすると翌日に楽天ペイ側から200円につき1ポイントが進呈されます。同じ「Suicaチャージ」でも入口が違えば結果が変わる、という分かりやすい例です。なお2026年8月1日から楽天Edy→楽天キャッシュの月間チャージ上限が10万円から1万円に下がりました(詳細)。Edyの0.5%は残っていますが、Edy経由で大きな金額を楽天キャッシュへ流す動線は細くなっています。

分岐4:カードではなく決済事業者側の特典で付く(au PAY)

au PAYカードからau PAY残高へのオートチャージは、カードの基本還元ではなく「ポイントアップリワード(オートチャージ特典)」という別プログラムで最大1.5%(200円ごとに最大3ポイント)、au PAY ゴールドカードは最大5%(100円ごとに最大5ポイント)が付きます。ただし還元上限は月500Pontaポイント(ゴールドは1,000Pontaポイント)、対象はau・UQ mobile・povo1.0の契約者に限られ、最大率の達成にはauでんきや家族カード・ETCカードの利用条件が要ります。通信料金合算チャージ、auじぶん銀行からのオートチャージは対象外です。

「カードのポイントとして付く」のではなく「特典として後から付く」タイプは、上限・条件・終了リスクがカード本体の還元とは別枠で動きます。カード自体の評価はau PAYカードのレビューで整理しています。

よくある誤解の訂正

誤解1「2026年でチャージ活用は終わった」——終わっていません。ビューカードのSuicaチャージ1.5%、セブンカード・プラスのnanaco 0.5%、イオンカードセレクトのWAONオートチャージ0.5%は、いずれも2026年8月22日時点で公式に案内されています。

誤解2「ポイントが付くなら年間利用額にも数えられる」——別物です。エポスは付与を終了しても年間ボーナスポイントの年間利用額には集計し、三井住友は年間ご利用金額から外しています。修行や年会費無料条件を狙うなら、還元率ではなく集計対象の一覧を見に行くのが正解です。

誤解3「基本還元率が高いカードなら、どこにチャージしても得」——効きません。楽天カードは通常100円につき1ポイントですが、モバイルSuicaやWAONへのチャージは0です。基本還元率は「対象外リストに載っていない支払い」にだけ効きます。

誤解4「Apple PayやGoogle Pay経由なら回避できる」——今回確認した範囲では回避できません。エポスカードは交通系ICへのチャージについて「Apple PayおよびGoogle Pay経由のチャージを含みます」と明記し、楽天カードも決済サービスへのチャージ分について同様の記載があります。

誤解5「上限は気にしなくていい」——ここで取りこぼす人が多いところです。リクルートカードは電子マネーチャージ合算で月30,000円まで、au PAYのオートチャージ特典は月500Pontaポイントまで、セブンカード・プラスのnanacoチャージは1回30,000円・残高上限50,000円。上限を超えた分は返ってきません

今日できること

  1. 自分のカードの「対象外リスト」を先に開く。カードの紹介ページではなく、「ポイント進呈対象外」「集計対象外」という名前の一覧ページを探します。紹介ページに、対象外になったものは書かれません。
  2. 目的を「還元」か「年間利用額」かに決める。還元が目的なら付与率と上限、年間利用額が目的なら集計対象の一覧。見るページが違います。両方を同時に満たすルートは減ってきています。
  3. チャージ先ごとに主力カードを1枚だけ決める。Suicaはビューカード、nanacoはセブンカード・プラス、WAONはイオンカードセレクトというように、その電子マネーの発行元系カードが今も強い形です。汎用の高還元カードで何にでもチャージする組み方は成立しにくくなりました。
  4. 上限をカレンダーに落とす。月30,000円、月500ポイントといった上限は超えた瞬間に無風になります。上限までで止めるか、超える分は素直な店頭決済へ回します。
  5. 年1回、明細でチャージ分に本当にポイントが付いているか確認する。対象は予告なく追加され得ると各社が明記しています。基本の考え方はポイント還元率とはで整理しています。

関連する2025〜2026年の変更

なお、d払い残高やAmazonギフトカード(チャージタイプ)は、今回確認した楽天カード・三井住友カード・エポスカードのいずれの対象外一覧にも記載がありませんでした(確認日2026-08-22)。載っていない=今後も対象、ではありません。各社とも「対象は予告なく変更・追加する場合がある」と明記しています。2026年の変更全体は【独自集計】2026年のクレジットカード改悪を数えて分かったことで俯瞰できます。

まとめ

2026年8月時点でも、チャージでポイントは貯まります。ただし「そのカードで、そのチャージ先に」限られるのが今の姿です。モバイルSuicaはビューカードで1.5%、nanacoはセブンカード・プラスで0.5%、WAONはイオンカードセレクトで0.5%。汎用の高還元カードで何にでもチャージする組み方は、楽天カードの対象外リストやエポスの2026年8月改定を見れば分かるとおり、通用しにくくなりました。

判断を分けるのは「付与」と「年間利用額」を別々に確認したかどうかです。エポスはポイントを止めても年間ボーナスポイントの年間利用額には数え、三井住友は年間ご利用金額から外す。どちらを狙っているかで、見るべきページも選ぶべきカードも変わります。年会費無料条件や継続特典が目的なら、還元率の数字より先に「集計対象外」の一覧を開いてください。

このデータは、出典として本ページ(https://cardlens.jp/articles/charge-point-kaiaku-matome-2026/ )へのリンクを添えていただければ、記事・資料・SNSなどで自由にご利用いただけます。数値は変更され得るため、引用時は確認日もあわせて記載していただけると読者に親切です。

よくある質問

チャージでいちばんポイントが貯まる組み合わせはどれですか?

今回確認できた範囲では、ビューカードからモバイルSuicaへのチャージ・オートチャージが1.5%で最も高い付与率でした(VIEWプラス。1,000円ごとに付与)。次いでnanacoへのクレジットチャージ(セブンカード・プラス)とWAONのオートチャージ(イオンカードセレクト)が各0.5%です。付与率は券種や条件で異なることがあり、変更もされ得るため、設定の前に公式でご確認ください(確認日2026-08-22)。

「ポイントは付かないが年間利用額には数える」とはどういう意味ですか?

カード会社は「還元を計算する利用額」と「年会費無料条件や継続特典を判定する年間利用額」を別のルールで管理しています。エポスカードは2026年8月1日にチャージへのポイント加算を終了しましたが、公式にはゴールド・プラチナの年間ボーナスポイントの年間利用額には引き続き集計すると書かれています。チャージで還元は得られなくても、年間の達成ラインには効く状態です。

三井住友カードの100万円修行は、チャージでは達成できませんか?

公式の「年間ご利用金額の集計対象外」一覧に、交通系およびその他電子マネー(楽天Edy・WAON・nanaco・モバイルSuica・モバイルPASMO・モバイルICOCAなど)へのチャージ、ANA Payへのチャージ、自社発行プリペイドカードへのチャージ、つみたて投資、国民年金保険料などが挙げられ、2026年3月1日利用分からはau PAY・Kyash・JAL Pay・バンドルカードも追加されています。ゴールド(NL)の「年間100万円で翌年以降の年会費永年無料」やプラチナプリファードの継続特典も改定対象として名指しされているため、チャージでの数合わせは想定されていません。

Apple PayやGoogle Pay経由なら、対象外を避けられますか?

今回確認した範囲では避けられません。エポスカードは対象加盟店の案内のうち交通系ICへのチャージの項目で「Apple PayおよびGoogle Pay経由のチャージを含みます」と明記しており、楽天カードも決済サービスへのチャージ分について同様の記載があります。決済の入口を変えても、チャージであるという事実は変わらないという扱いです。

チャージのポイントに上限はありますか?

あります。リクルートカードは対象の電子マネーチャージが合算で月30,000円まで(30,001円以上は対象外、集計は毎月16日〜翌月15日)。au PAYカードのオートチャージ特典は還元上限が月500Pontaポイント(au PAY ゴールドカードは月1,000Pontaポイント)。セブンカード・プラスのnanacoクレジットチャージは1回5,000円以上1,000円単位で30,000円まで、残高上限は50,000円です。上限を超えた分は付与されません。

楽天Edyと楽天キャッシュ、どちらにチャージすればいいですか?

チャージ時点でポイントが欲しいなら楽天Edyです(200円につき1ポイント)。楽天キャッシュ(楽天ペイ残高)へのチャージは2024年6月4日利用分からポイント進呈対象外で、代わりに楽天キャッシュを使ったときに200円につき1ポイントが付きます。なお2026年8月1日から楽天Edy→楽天キャッシュの月間チャージ上限が1万円に下がっているため、Edy経由で楽天キャッシュへ大きく流す使い方はできなくなっています。

これから対象外が増える可能性はありますか?

各社とも「対象は予告なく変更・追加する場合がある」と明記しています。実際、三井住友カードは2026年3月に4サービスを追加し、エポスカードは2026年8月に28サービスをまとめて対象外にしました。今ポイントが付いているルートも、告知一つで止まり得ます。チャージ前提の貯め方を組むときは、そのリスクを織り込んでおくのが無難です。最新の変更はカード改悪・変更ウォッチで追えます。

チャージ活用が細くなった今は、素直な店頭・オンライン決済で高還元を保てる1枚の価値が上がっています。年間利用額の条件を含めた比較はゴールドカードの100万円修行比較、施行日順の一覧は2026年 クレジットカードの改悪・変更まとめをどうぞ。

出典

この記事の最終確認日は2026-08-22です。個別の出典に確認日が付いているものは、その日に当編集部がそのページを確認しています。付いていないものは、本文中の確認日をご覧ください。

CardLens編集部

クレジットカードのデータと仕組みを解説しています。X: @cardlens_jp